土曜の永国寺カフェ(認知症カフェ)の第8回を開催しました(令和6年11月2日)
大学と地域の共同による認知症カフェ
高知県立大学では、オランダスタイルの本格的な認知症カフェ「土曜の永国寺カフェ」を毎月開催しています。
カフェは、本学や地元の地域包括支援センターなどからなる実行委員会が企画・運営し、コーヒーやお茶を飲みながら、専門家が認知症や健康に関する講話や情報提供を行うかたちとしています。書籍の紹介や貸し出しも行っています。
11月2日に開催した第8回は、あいにくの大雨でしたが、約20人の方にお越しいただきました。
カフェタイムの後、上街・高知街・小高坂地域包括支援センターの廣田さんと、高知市社会福祉協議会の谷口さんから、「高知街の歩き方と見回り活動」をテーマとしたミニ講話がありました。
高知街エリアにある「いきいき百歳体操」「サロン・ミニデイ・認知症カフェ・居場所」「こども食堂」などの、集いの場を紹介。
また、地域の身近な相談窓口として、暮らしのちょっとした困りごとをお聞きし、行政などの専門機関や地域のサービスなど適切な支援につなげる「ほおっちょけん相談窓口」も紹介されました。
土曜の永国寺カフェのボランティアに毎回参加いただいている福原さんにもお話を伺いました。福原さんは、百歳体操のお世話役や、生活支援ボランティア、小学校の通学路での交通安全見守り活動など、現在13の地域活動をされています。地域の課題もありますが、地域で助け合いながら、「子どもから高齢者まで多世代がつながる高知街にしたい」と語ってくださいました。
「地域情報発信」のコーナーでは、小高坂地区で活動している手芸サロン「兎姫(とき)」さんが来られ、活動の紹介を行いました。老いも若きも楽しく!をモットーに、地域の高齢者を中心にアップサイクルファッションの一つである「さき編み」の普及活動を通じ世代間交流のできる集いの場づくりをされています。
また、この日はRKC高知放送様が取材にお越しくださいました。後日放送予定とのことです。
参加者の皆様からいただいた協力金は、カフェの運営に使用させていただきます。心より感謝申し上げます。
※ソフトバンクロボティクスの「Pepper」を活用し当校が独自に実施しています。「Pepper」はソフトバンクロボティクスの登録商標です。
基本的にカフェは毎月第1土曜日に開催しており、次回は12月7日(土曜日)13時30分から永国寺キャンパスで開催いたします。
予約不要で、時間内は自由に出入りでき、どなたでも参加可能です。
おひとりでも、だれかと一緒でも、気兼ねなくいらしてください。
※「土曜の永国寺カフェ」開催情報はこちらからご覧ください。
https://www.u-kochi.ac.jp/site/fukushi/20240213.html
お問い合わせ先
上街・高知街・小高坂地域包括支援センター
電話番号:088-871-5963
企画:土曜の永国寺カフェ実行委員会
高知県立大学, 上街・高知街・小高坂地域包括支援センター, 高知市基幹型地域包括支援センター, 高知市社会福祉協議会,
高知街地区民生委員児童委員協議会, カフェ「サードプレイスすろー」, デイサービス赤とんぼ, 居宅介護支援事業所「長瀬」
協賛:社会医療法人仁生会細木病院