本文
「オーテピア高知声と点字の図書館」で体験学習を行いました
10月31日(金曜日)、社会福祉学部1回生が「コミュニケーション技術」の授業で「オーテピア高知声と点字の図書館」を訪れました。
まず職員さんから、視覚に障害のある方を取り巻く状況や支援のあり方、視覚障害の種類等についてご説明いただいた後、館内を見学。本を読むことが難しい方を支援するための資料や機器について、丁寧に解説していただきました。
学生たちは4グループに分かれて弱視体験を行いました。シミュレーションレンズを装着し、点字図書に触れたり、録音図書(声の本)を聞いたり、点字ブロックの上を歩いたりと、実際の環境を身をもって体験しました。
体験後はグループで振り返りを行い、気づいたことを共有しました。
学生からは、
- 視覚障害と一言でまとめられないほど、見え方や困りごとのあり方が一人ひとり異なることに気づいた
- 点字ブロックや色のコントラストなど、環境の工夫が安心につながることを実感した
- 機器の工夫だけでなく、自分たちの関わり方や意識が問われていると感じた
といった声が寄せられ、単に知識を得るだけでなく、“その人の立場に立って考える姿勢”が深まった様子がうかがえました。
学生にとって、視覚に障害のある方の暮らしを具体的に想像しながら学ぶ貴重な機会となりました。
Instagramサブアカウント(@kochimaru_uok.official)では当日の様子を動画で配信中!
ぜひご覧ください。
https://www.instagram.com/kochimaru_uok.official/
「コミュニケーション技術」について
介護が必要な方との援助的コミュニケーションについて理解し、利用者や家族、他職種との関わり方やコミュニケーション技術を学ぶ授業です。

学校サイトトップ