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こうちティーンズベース
活動の概要
集団で過ごすことや人と関わることに不安があったり、学校へ通いづらいと感じたりしている中学生や高校生などの居場所として、高知県教育委員会と連携・協働して取り組んでいる活動です。基本的に週1回、金曜日の午後に、永国寺キャンパスで開催しており、高知県心の教育センターのスタッフと社会福祉学部の学生ボランティアが協働して、利用する子どもたちの個々のニーズや状況に合わせた支援を行うとともに、AI学習ドリルの活用やスタッフ等による学習支援、社会性の醸成につながるような交流活動、興味関心が広がるような体験活動等を提供しています。
教員コメント
高知県心の教育センターのスクールソーシャルワーカーと、学校や家庭以外の居場所の必要性について話をしたことが、この活動のきっかけです。子どもたちにとって大学のキャンパスで日常をリ・デザインする機会になればと考えています。また学生にとっても、ソーシャルワークの学びを実践したり新たな気づきを得たりと、支援者として成長する場になっています。(担当教員:西梅 幸治 教授、加藤 由衣 講師)
学生コメント
KTBでは、大学生ならではの「斜め」の関係性を重視し、私たち自身も楽しんで活動に取り組んでいます。特に、子どもたちが成功体験に加え、うまくいかなかったことについても率直に話してくれるようになった変化に、意義ややりがいを感じています。活動後の振り返りや運営協議会を通して新たな視点を得ながら、参加する子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりを模索しています。