平成30年度第1回健康栄養学部就職セミナー ~卒業生を迎えて~ を開催しました
平成30年度第1回健康栄養学部主催の就職セミナーを、10月14日(日曜日)に開催しました。健康栄養学部主催の就職セミナーは、2008年度から始まり、毎年実施し今年で11年目となりました。
講師には、社会人5年目の卒業生3人、社会人1年目の卒業生2人、合計5人が来てくれました。職種は、病院管理栄養士、食品会社管理栄養士、調剤薬局管理栄養士、ジムトレーナー兼管理栄養士でした。1~3回生の参加率は84%で、アンケートに、セミナーが非常に良かったと回答した学生は78%で、良かったと答えた人と合わせると96%となりました。
講師の皆さんは、各職種の具体的な業務内容や仕事のやりがいなどを、学生にわかりやすく説明し、また管理栄養士国家試験に向けての勉強方法や就職活動の体験談なども詳しく話してくれました。食品製造会社では具体的な業務内容、調剤薬局では管理栄養士のやりがいと管理栄養士職の発展の可能性、ジムではトレーナーをしながらの管理栄養士としての仕事内容、転職経験者はそのいきさつなどの話がありました。セミナーの後半には、職種ごとに直接卒業生に質問できる時間を設けました。セミナーについてのアンケートを見ると、在学生は、今回初めて聞くスポーツ栄養士の分野などの話もあり、管理栄養士の仕事の視野が広がり、大いに刺激を受けたようです。5人全員への質問時間でも、卒業生の回答を聞いて、さらに理解が深まったようです。
在学生だけでなく講師を務めた卒業生からも、セミナーが終わった後で、「自分自身の考え方を再確認するよい機会になりました。同期生や、3名の先輩方のお話を伺い、仕事に対する姿勢や考え方で学ぶことが多く、より一層仕事に励もう、という気持ちになりました。もっと成長した姿でお会いできるよう、本日から日々の業務に精一杯取り組んでいきます。」との連絡が来ました。
その他、社会で活躍する講師の卒業生に、自身が受けた大学教育についてのアンケートに協力してもらい、大学教育のあり方に対する意見・提言をいただく機会としても活用する有意義な会となりました。
学生の感想
3回生
- 薬局管理栄養士については興味があったので刺激をもらった。ジムの管理栄養士の話も初めて聞いたので、とても勉強になった。転職したきっかけやその後の話も聞けて良かった。
- どの方も情報収集が大事とおしゃっていたので、やっぱり大切なことだと感じた。仕事内容がわかりやすくて、実際の話、本音を聞くことができたのが本当に良かった。
- ジムトレーナー兼管理栄養士の先輩が言っていた、代謝や吸収などの勉強をするときに、スポーツ栄養に絡めて勉強していくということを実践しようと思った。
2回生
- いろいろな職種において、管理栄養士が活躍していることがわかり、学生のうちに多くのことを吸収できるように今できることを頑張りたいと思った。
- 就職に必要なことは「貪欲になること」だとお話しされていたが、自分の長所やアピールできる部分をしっかり増やして自分に自信をもって売りこむことができたらいいなと思った。
- 3回生で管理栄養士国家試験対策の勉強を終わらせていた先輩の話を聞いて、今日から勉強しようと気持ちが引き締まった。
1回生
- 管理栄養士の仕事内容をいまいち理解できていなかったので、実際に働いている先輩方から具体的に聞くことができて、イメージすることができた。
- このセミナーを受けるまで就職に対してまだ数年後という意識だったが、実際に卒業生の話を聞いて、もう数年後だと 間近なのだと実感した。 今から様々な職種について調べたり、説明会を受けたり、自己分析に取り組んでいきたいと思った。