ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

健康栄養学部 近藤美樹 教授が当会の会長を務め、第10回 日本栄養改善学会 四国支部学術総会が開催されました

 

2025年6月21日(土)、高知県立大学池キャンパスにて「第10回 日本栄養改善学会 四国支部学術総会」が本学健康栄養学部の共催で開催されました。

 

特別公開講演は、高知大学名誉教授・馬路村農協特別顧問の沢村正義先生と医薬基盤・健康・栄養研究所 国民健康・栄養調査研究室 室長の松本麻衣先生をお迎えし、ご講演いただきました。

沢村正義先生からは、地域食材としての柚子の食品的特徴と機能性についてご講演いただきました。また、高知県が日本で初めて紅茶の事業的生産が始まった地であることに触れつつ、アールグレイの機能性成分に関する研究成果や、機能性飲料としての飲用法についてもご紹介いただきました。

松本麻衣先生からは、国民健康・栄養調査のデータを基に、日本人の栄養摂取状況や食の現状について、ライフコースの観点を交えてご講演いただきました。あわせて、デジタル化社会におけるメディア情報など、食行動に関連する社会環境要因に関する研究成果についてもご紹介いただきました。

2つの講演を通して、参加者からは、「柚子がますます好きになりました」、「野菜350gの摂取量をきちんと摂ることが健康的に過ごせる第一歩だと感じました」など、多くの前向きな感想が寄せられました。

     学会模様1  学会模様2  学会模様3 

 

さらに、一般講演・症例報告・実践活動報告の研究発表では、大学教員や大学院生だけでなく本学健康栄養学部学生(4回生2名・3回生1名)も研究・活動報告を行いました。
学生にとっては、日頃の学びや活動の成果を発表する貴重な機会となりました。

 学会模様4 学会模様5 学会模様6