令和元年度第1回健康栄養学部就職セミナー ~卒業生を迎えて~ を開催しました
令和元年度第1回健康栄養学部主催の就職セミナーを、2019年10月13日(日曜日)に開催しました。健康栄養学部主催の就職セミナーは、2008年度から始まり、毎年実施し今年で12年目となりました。
講師には、社会人5年目の卒業生3人、社会人1年目の卒業生2人、合計5人が来てくれました。職種は、病院管理栄養士、栄養教諭、行政管理栄養士、一般企業管理栄養士、食品衛生インストラクターでした。就活本番を迎える3回生の参加率は100%、2回生は77%、1回生は98%でした。アンケートでは、セミナーが非常に良かった、および良かったと答えた学生が99%でした。
講師の卒業生は、各職種の具体的な業務内容や仕事のやりがいなどを学生にわかりやすく説明し、また管理栄養士国家試験に向けての勉強方法や就職活動の体験談なども詳しく話してくれました。セミナーの後半には、職種ごとに小グループで直接卒業生に質問できる時間を設けました。アンケートを見ると、行政管理栄養士の詳しい業務内容や、特定保健指導を行う民間会社、食品衛生インストラクターとして働く企業の管理栄養士としての話には、管理栄養士という職業の視野が広がり、大いに刺激を受けたようです。そして普段の授業の大切さを感じとったようです。
また、講師を務めてくれた卒業生に、自身が受けた大学教育についてのアンケートに協力してもらい、大学教育のあり方に対する意見・提言をいただく機会としても有意義な会となりました。
学生の感想
3回生
- 企業はあまり考えていなかった分野で、こういう働き方・働き口もあるということで選択の幅が増えた。
- 就活についても、国試対策についても、実際にそんな方法で、どういうことが役に立ったかなど、詳しく知ることができ、また、企業を考えるにあたってのポイントなどを聞くことができ、積極的に行動していこうと思った。
- 自分から病院へ個人的に実習の申し込みをしていた話を聞き、自分から動くことが大切だと分かった。貴重な機会になり、勉強のモチベ―ションになった。
- 講師すべての方から仕事のやりがいをお聞きすることができ、将来どのような仕事に就きたいか、自分に向いている仕事は何かをしっかりと自分に向きあうことで考えていきたいと思った。
- 自己分析、企業分析についてお聞きし、今から何かしようという気持ちになった。
- “自己分析と企業分析をしっかりすること” “内定がもらえなくても縁がなかったと切り替えた”とおっしゃっていて、ポジティブに自分にできることを1つずつやっていこうと感じた。
- 「食」は人を良くするということで、食に関わる仕事につくことに改めて自信をもつことができた。
- 市町村から委託を受けて保健事業を計画する企業の仕事というのは、今まで聞いたことがなかったのでとても勉強になった。
2回生
- 社会人1年目の先輩と経験を積んだ5年目の先輩、それぞれのお話を聞けたことがよかった。
- 現時点で自分が何をすべきなのか、よく考えさせられた。今後自分がどの職に就きたいのか分析していきたい。このセミナーを通じて向上心を高めることができ、とても良い時間となった。
- どんな時期にどんな活動をしていたのかなど、具体的なことを知ることができて良かった。やっておくべきことなど、とても参考になった。
- 行政管理栄養士はまったく内容を知らなかったのですが、高度な業務内容に刺激を受けました。
1回生
- 各職種の仕事や、それぞれのやりがいなどを知ることができて、話を聞いただけだが、少し自分の将来つきたい職業の幅を絞ることができた。
- 行政管理栄養士について何も知らなかったので、お話はとても有り難かったです。わかりやすく、すばらしいプレゼンでした。
- 就職や国家試験について、「まだ先だから」と考えず、今から意識して勉強し、知識をつけていこうと思った。
- 日頃の授業はいちばん大事ということを聞き、もっと集中して授業を受けようと思いました。
- 3回生から就活が始まり、早く準備をしないといけないと思った。1回生の間から話が聞けてよかった。
- 普段の授業を大事にするということを聞いて自分にとても刺さりました。
- 国試対策や就活のタイミングなどを詳しく教えてもらえて、良かったです。