“ICTツールを使用した在宅療養患者の栄養ケア”を学ぶ「ぽけにゅー」を活用した実習を実施しました
健康栄養学部3回生の「食と介護」の実習において、株式会社大塚製薬工場より講師をお招きし、在宅療養における栄養管理を支援するクラウドサービス「ぽけにゅー」※について学びました。(2025年11月28日実施)
在宅療養患者の高齢者のうち約70%が何らかの栄養問題を抱えていることが報告されています。
実習では、在宅で生活する方を想定したケースをもとに、「ぽけにゅー」を使って食事や栄養状態を確認し、支援の方法を考えました。また、臨床現場での活用例についても学びました。
学生からは、
・生活上の問題点を絞り込むことができ、問題点の優先順位をつけやすかったです。
・アセスメント項目で自分の知識だけでは思いつかない内容もあり、とても参考になりました。より深く考えるきっかけになりました。
・在宅栄養では管理栄養士が一人のことも多いと思うので、心強いと思いました。
といった感想があり、在宅医療における食支援を実践的に学ぶ機会となりました。
※「ぽけにゅー」とは、
在宅療養生活で生じる食・栄養の課題を抽出し、解決へとつなげるために株式会社大塚製薬工場が提供しているクラウドサービスです。栄養状態や摂食状況の共有が容易で、医師・看護師・管理栄養士など、多職種間で情報を連携しやすい点が特徴です。

