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令和元年11月7日から9日の3日間、高知ぢばさんセンターで開催された「第8回ものづくり総合技術展」に本学からも出展いたしました。
出展ブースでは、健康栄養学部の渡邊浩幸教授が高知食品工業団地事業協同組合と研究を進めているイタドリ葉部の機能性研究において、イタドリ葉部成分分析結果と動物を使用した機能性研究をとりまとめたパネル展示、イタドリ葉を練りこんだ試食用クッキーの提供を行い、研究成果と活用方法の紹介を行いました。
また、7日と8日の二日間のみとなりますが、出展ブース内に栄養相談・栄養計算コーナーを設置し、健康栄養学部の学生が来場者の方々の食生活を一緒に振り返るとともに、不足していそうな栄養分をどのように補完すればよいかなどの提案も行いました。
毎年、本学の出店には試食品を配布していることもあり、今回もクッキーの試食は盛況でした。本学の学生サークル「こめっ娘。」のアイデアをもとにつくられたクッキーが3日間で約2,600人分用意されましたが、連日、お昼を過ぎる頃には、全てを来場者の皆様に召し上がっていただくほどの人気でした。一般への販売を勧められるなど、美味しさにもお褒めの言葉をいただきました。県外から来場された方からは、イタドリを山菜として食べていることを理解していただく良い機会となりました。
イタドリ葉部中に含まれる機能性成分の研究は、現在も進行中です。渡邊教授をはじめとする研究グループによる研究成果が出てまいりましたら、多くの方々にお伝えすることができるよう、情報発信に取り組んでまいります。