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高知県立大学健康長寿研究センターは、本学の健康科学を探究する看護学部、社会福祉学部および健康栄養学部の3学部が池キャンパスに結集したことを機に、「県民の健康長寿を促進すること」を大目的に掲げて、平成22年4月に発足しました。本センターがその目的を達成するために、地域の医療専門職者に向けて知識と技術の向上を助けること、県民の皆様へ向けて公開講座などを通じた啓発活動を行うこと、さらに、学術面においては健康・長寿を進めるためのエビデンスを蓄積しながら研究を推進することが重要であると、池田光徳初代センター長は、繰り返し述べられていました。その方針を明確にするために本センターの名称を令和6年4月、「健康長寿研究センター」に変更し、バトンを受け取った久保田聰美です。
高知県民、医療関係者ならびに医療保健行政の方々には、高知県立大学健康長寿研究センターが高知県を日本一の健康長寿県にする活動を進める実働部隊であると同時に、その知見を蓄積し、地域教育研究センター、総合情報研究センターと共に「地域共生学研究機構」のもと、「研究センター」として分野横断的に共創的な研究を推進する機能をもつ組織であるということにご理解を賜り、本センターへのご支援とご鞭撻をお願い申し上げます。
高知県立大学健康長寿研究センター
センター長 久保田聰美