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【開催報告】 第31回学際的交流サロン

ページID:0016576 更新日:2022年12月21日更新 印刷ページ表示

 第31回学際的交流サロンでは、社会福祉学部の玉利麻紀助教が「リカバリーカレッジ高知の取り組みを通して、高知に共同創造(Co-production)の芽を育む」というテーマで発表を行いました。

 アメリカのリカバリー教育を源に2009年からイギリスで実践が展開されてきた「リカバリーカレッジ」とは、障害がある人とない人が共同創造することにより、企画・運営される学びの場で、世界中では220(イギリスでは2020年現在85以上)、日本では13のリカバリーカレッジが展開されています。リカバリーカレッジは国連の障害者権利条約の「Nothing About Us Without Us(私たちのことを、私たち抜きに決めないで)」の信念にも通じる取り組みです。

 本学と(一社)りぐらっぷ高知が連携して、文科省「大学・専門学校等における生涯学習機会創出・運営体制のモデル構築」事業に採択され、高知では四国で初めて2022年に「リカバリーカレッジ高知」が誕生しました。①障害がある人もない人も、いつからでも学びにアクセスできる場作り、②共同創造のモデルを具体的に提示することで共生社会への新たな方策を示し、③リカバリーカレッジ高知を地域に根付かせていくことで障害がある人もない人も共生できる社会へつなげていくことを目的に実施しています。1年目にあたる今年度の実施内容について、現在までの活動報告とこれからの活動予定について発表されました。

 障害がある人もない人も自分自身を肯定し、肯定的な目で自分や周りを見ることができ、主体観をもって行動できる一助となるように、リカバリーカレッジ高知の活動を行っていくことが紹介されました。

【 参加者数 : 合計 29名(Zoom、発表者含む) 】

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