【研究者情報】村川由加理

ページID：0027889 更新日：2025年6月12日更新印刷ページ表示

村川由加理　　Murakawa Yukari
職位	准教授
役職
所属	看護学部看護学科, 大学院看護学研究科
教員紹介		2023年に本学に着任いたしました。外科、小児外科、NICU、ICU、救急などの領域で周術期看護、クリティカルケ看護、救急看護を実践してきました。実臨床に即した教育や研究を通して、人々の健康寿命の延伸とQuality of Lifeの向上に貢献できればと思っています。
活動紹介	周術期看護、クリティカルケア看護領域における合併症予防及び早期回復に着目し、長期期予後を見据えた新しい看護を探求しています。また災害急性期看護を中心に災害サバイバー市民の育成に取り組んでいます。
メッセージ	生産年齢人口の減少とテクノロジーの発展により、医療分野におけるDigital Transformation、Artificial Intelligenceの推進の動きが加速しています。変わりゆく時代の中においても謙虚さと誠実さをもって前進し、創意工夫を凝らした看護を見出していければと思っています。

**研究者略歴**
学位	博士（看護学）
学歴・職歴	【学歴】三重県立看護大学大学院看護学研究科博士前期課程修了名古屋市立大学大学院看護学研究科博士後期課程修了【職歴】三重大学医学部附属病院看護師、副看護師長名古屋市立大学看護学部助教大阪市立大学医学部看護学科/大学院看護学研究科講師大阪公立大学看護学部/大学院看護学研究科講師
専門分野	クリティカルケア看護、急性期看護、災害急性期看護
所属学会	日本看護医療学会日本看護科学学会日本がん看護学会日本救急看護学会日本クリティカルケア看護学会日本自然災害学会日本集中治療医学会高知県立大学看護学会なごや看護学会

研究SEEDS

研究テーマ

クリティカルケア看護、周術期看護、災害サバイバー市民の育成

研究概要

周術期看護における術前からの全人的看護介入システムの構築、術後せん妄予防に対する非薬物的看護介入の開発、災害時のセルフケア、救急処置、トリアージ、感染対策などによる災害サバイバー市民の育成などの研究に取り組んでいます。

相談可能な領域

クリティカルケア看護、急性期看護、救急看護、災害急性期看護

キーワード

クリティカルケア看護、周術期看護、術後せん妄予防、災害サバイバー

研究業績

主要研究論文等

・村川由加理, 薊隆文, 加古英介. 他: 「看護介入が可能な術後せん妄に対する術前の影響要因の検討－全身麻酔で股関節手術を受けた高齢者の調査から－」,『高知県立大学看護学会誌』, 50(1), pp42-51(2024)

・和薬真理子, 生田英輔, 村川由加理. 他:「視覚障がい者の防災意識と避難行動に関する調査」, 『都市防災研究論文集』, 9, pp1-6, (2022)

・村川由加理, 生田英輔, 佐伯大輔. 他:「COVID-19に伴う外出制限による心理的影響の検討」, 『都市防災研究論文集』, 8, pp25-29, (2021)

・村川由加理, 作田裕美, 永井春歌. 他:「救命救急センターにおけるシャドウイング教育後の新人看護師の気づき」, 『日本救急看護学会雑誌』22, pp1-9, (2020)

・村川由加理 , 作田裕美, 松岡仁美. 他:「救命救急センター実習における学生の学び」『大阪市立大学大学教育』, 17(2), pp59-67, (2020)

・村川由加理，作田裕美，金谷志子. 他:「視覚障がい者の健康と首尾一貫感覚（SOC）の実態調査」『都市防災研究論文集』, 6, pp9-14,(2019)

主な著書

・村川由加理: 「4章22節大腸ポリープ、大腸ポリポーシス(colorectal polyp, polyposis coli)」「4章23節大腸癌(colon cancer)」『ナーシング・グラフィカ健康の回復と看護⑦疾病と治療』林正健二, 山内豊明編集, pp138-144, (2022), メディカ出版, 大阪

・村川由加理: 「1章3節1大腸疾患」「3章3節1(1)下痢(diarrhea) (2)便秘(constipation)」「3章3節2大腸疾患患者の看護」「5章4節排便障害のある患者の看護：大腸癌」『ナーシング・グラフィカ健康の回復と看護②栄養代謝機能障害』, 明石惠子編集, pp52-64, pp138-141, pp146-150,pp208-214, (2020), メディカ出版, 大阪

・作田裕美, 小川佳宏, 新井直子, 淡河恵津世, 加藤るみ子, 高倉保幸, 村川由加理, 山本優一, 吉澤いづみ（分担）: 『JASCCがん支持医療ガイドシリーズQ＆Aで学ぶリンパ浮腫の診療動画付弾性包帯・弾着衣の使い方』, 一般社団法人日本がんサポーティブケア学会編集, (2019), 医歯薬出版, 東京

・石井京子, 坂口桃子, 秋原志穂, 藤村一美, 村川由加理: 「第2章知る14災害時のセルフケア」, 『いのちを守る都市づくり［アクション編］みんなで備える広域複合災害』, 大阪市立大学都市防災研究グループ編著, pp58-61, (2013), 大阪公立大学共同出版会, 大阪

・石井京子, 坂口桃子, 秋原志穂, 藤村一美, 村川由加理: 「第2章第10話看護のセルフケア支援」『いのちを守る都市づくり［課題編］東日本大震災から見えてきたもの』, 大阪市立大学都市防災研究グループ編著, pp95-105, (2012), 大阪公立大学共同出版会, 大阪

・村川由加理: 「第Ⅱ章3クリティカルな状態の患者家族への看護ケア」, 『クリティカルケア看護Ⅰ患者理解と基本的看護技術』, 池松裕子編著, pp68-72, (2011), メヂカルフレンド社, 東京

科学研究費

研究課題: フライトナースにおける看護活動実践能力に関する研究
研究種目: 基盤研究(C)
研究期間: 2019年4月– 2023年3月
代表者　: 作田裕美大阪公立大学看護学部, 大学院看護学研究科教授
分担者　: 坂口桃子滋賀医科大学医学部客員教授
秋山智広島国際大学看護学部教授
村川由加理大阪公立大学看護学部, 大学院看護学研究科講師
藤原由記子鳥取大学医学部講師

研究課題: 災害サバイバー育成に関する研究－災害サバイバーセルフケア支援による展開－　研究代表者
研究種目: 挑戦的萌芽研究
研究期間: 2016年4月– 2020年3月
代表者　: 村川由加理大阪市立大学看護学部, 大学院看護学研究科講師
分担者　: 坂口桃子滋賀医科大学医学部客員教授
作田裕美大阪市立大学看護学部, 大学院看護学研究科教授

研究課題:リンパ浮腫看護モデルの構築－PCAPS からの展開－
研究種目:基盤研究(B)
研究期間: 2014年4月-2017年3月
代表者　: 作田裕美大阪市立大学看護学部, 大学院看護学研究科教授
分担者　: 水流聡子東京大学大学院工学系研究科教授
坂口桃子常葉大学健康科学部教授
下野僚子東京大学大学院工学系研究科助教
宮腰由紀子広島大学大学院医歯薬保健学研究科教授
村川由加理大阪市立大学看護学部, 大学院看護学研究科講師
新井直子帝京大学医療技術学部准教授
新井龍昭和大学保健医療学部講師

研究課題: 術前患者への専門的看護介入システムの検討－アクション・リサーチ法による試み－　研究代表者
研究種目: 挑戦的萌芽研究
研究期間: 2012年4月 – 2014年3月
代表者　: 村川由加理大阪市立大学看護学部, 大学院看護学研究科講師
分担者　: 坂口桃子大阪市立大学看護学部, 大学院看護学研究科教授
　　　　作田裕美大阪市立大学看護学部, 大学院看護学研究科教授