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職位 | 准教授 | |
役職 | ||
所属 | 文化学部 文化学科 | |
教員紹介 | |
学位 | 博士(文学)(法政大学、2012年) |
学歴・職歴 |
【学歴】 【職歴】 |
専門分野 | 国語教育、日本近現代文学 |
所属学会 |
日本近代文学会 |
・国語科教育法
・日本近現代文学における病・障害の描かれ方と、障害者の自己表現
・「協働的な言語活動を基盤とした主体的表現力育成に関する実践研究」
国語科における表現活動(創作、スピーチ、発表)を通して、生徒同士の相互評価活動がメタ認知能力や批判的思考力の向上にどのように寄与するかを検証している。それにより、新学習指導要領が掲げる「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、よりよい国語科教育実践と理論の往還を図る。
・「日本近現代文学における障害と病の描かれ方と、障害当事者による自己表現の研究」
日本近現代文学における障害者像を検討する際、作品中に差別的な描写や偏った表現がしばしば登場する。その背景には、作品の多くが健常者によって書かれ、障害者自身による表現が少ないことや、活字による言語表現が障害者にとって障壁となってきた点が考えられる。そこで、病床で多くの作品を執筆した正岡子規や、明治大正期に活躍した森盲天外(本名・森恒太郎、1864-1934)に焦点を当て、障害者による自己表現の意義と挑戦の軌跡を検証している。
国語科教育、文章表現の指導、日本語教育について、郷土文学研究について、障害者の自己表現について、日本近現代文学について、日本の女性文学について
国語科教育、日本語教育、郷土文学研究、障害者の自己表現、日本近現代文学、日本の女性文学
・「高専生が紡ぐ言葉の世界:俳句教育の効果とその可能性 ― 新居浜高専俳句コンテスト ― 」『新居浜高専教育研究年次報告 』pp. 33-36、 2025年
・「森盲天外「優填王経」(新出資料)② 」『新居浜高専教育研究年次報告 1』pp. 23-28、 2025年
・「森盲天外「優填王経」(新出資料)① 」『新居浜工業高等専門学校紀要 60』pp. 35-37、 2024年
・「日本近現代文学と四国巡礼-井伏鱒二「へんろう宿」の場合 」『新居浜工業高等専門学校紀要 60』pp. 28-34 、2024年
・「森盲天外「島津家と盲人保護」(新出資料) 」『新居浜工業高等専門学校紀要 59』pp. 43-48 、2023年
・田中和生, 沼田真里 編『日本文芸研究特講・現代(第二版)(法政大学通信教育部テキスト) 』(担当:共編者(共編著者), 範囲:大庭みな子論、津島佑子論) 法政大学通信教育部、 2020年
・長谷川啓、岡野幸江編『戦争の記憶と女たちの反戦表現』 (担当:共著, 範囲:年譜、コラム)、ゆまに書房 2015年
・長谷川 啓 , 岩淵 宏子 久米 依子 , 菅 聡子 編『少女小説事典』 (担当:分担執筆, 範囲:作者項目、作家項目、コラム(病と死))東京堂出版、 2015年
・秋山駿 (監修), 勝又浩 (監修), 私小説研究会 (編集)『私小説ハンドブック 』(担当:分担執筆, 範囲:作家案内:宇野千代、大庭みな子)勉誠出版 、2014年
・研究課題:明治期の福祉思想・啓蒙思想における森盲天外と障害当事者表現
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2025年4月-2029年3月
代表者 :沼田 真里 新居浜工業高等専門学校 一般教養科 准教授
・研究課題:日本近代文学における障害当事者作家としての森盲天外研究
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2022年4月-2025年3月
代表者 :沼田 真里 新居浜工業高等専門学校 一般教養科 准教授
・『森盲天外の文学と思想 』 坂の上の雲ミュージアム講座「松山」 2024年10月26日 (講師)
・『正岡子規と森盲天外―愛媛の先人に導かれて 』新居浜工業高等専門学校、 新居浜高専創立60周年記念講演会、2022年11月7日 (講演)
・『コンテンツツーリズムと愛媛 --正岡子規から「坂の上の雲」まで 』電子情報通信学会アンテナ・伝播研究会 、電子情報通信学会アンテナ・伝播研究会 特別講演会、2022年9月15日 (講演)
・『キーワードで読む!子規・漱石・鷗外 』新居浜市生涯学習センター 、新居浜高専市民講座、2021年11月27日 (講師)
・『愛媛の文学・歴史講座『正岡子規の病、死生観と〈美〉』 愛媛県生涯学習センター、2019年度コミュニティカレッジ 、2019年11月19日(講師)