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職位 | 助教 | |
役職 | ||
所属 | 看護学部 看護学科 | |
教員紹介 | 高知県で生まれ育ち、高知県立大学看護学部で最初の男子学生として看護の道を歩み始めました。看護学部を卒業後は高知医療センターへ入職し、小児科病棟で小児看護専門看護師の先輩方から大きな影響を受けながら、子どもと家族に関わる日々を過ごしました。そして私自身も小児看護専門看護師を目指して高知県立大学大学院へ進学、博士前期課程修了後は高知大学医学部附属病院へ入職し2023年に小児看護専門看護師の認定を受けました。 今年からは以前より興味関心があった看護基礎教育の現場に身を置き、教育・研究を行うなかで自分自身も成長していきたいと考えております。 |
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活動紹介 |
臨床現場では「子どもにとっての最善」を常に意識し、成長発達の途上にあるが故に脅かされやすい子どもの権利を擁護するため自分にできることはなにか考えてきました。 |
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メッセージ | 子どもは常に成長発達しており、“いま”の私たちの関わりが子どもたちの“未来”に影響すると私は考えています。“いま”目の前にいる子どものケアを考えることは、その子どもの“未来”を考えることだと思います。 私自身も教育者・研究者として成長発達の途上にいますが、無限の可能性を秘めた子どもたちの未来について一緒に考えさせてください。 |
学位 | 看護学修士(高知県立大学,2022年) |
学歴・職歴 |
【学歴】
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専門分野 | 小児看護学 |
所属学会 | 日本小児看護学会 高知県立大学看護学会 |
高知県で在宅療養生活を送る医療的ケア児の南海トラフ地震対策に関する研究
近年在宅で療養生活を送る医療的ケア児が増加しているなかで、30年以内に80%程度の確率で発生するといわれているのが南海トラフ地震です。しかし、医療的ケア児の在宅療養生活を中心となって支えている親は、子どものケアに追われる毎日を過ごされており、日常生活のなかで災害対策について考えることが困難であることも事実です。そのような状況のなかで、医療的ケアを必要とする子どもだけでなく親自身も南海トラフ地震を乗り越えるために、地域の支援者と共に準備性を整えていくことができるようなプログラム開発に取り組んでいます。
複雑な課題を抱える子どもと家族の看護ケアについて、一緒に考えさせていただきます。
子ども、医療的ケア児、災害
・佃勇輝、高谷恭子、中野綾美:「医療的ケア児を育てる親の南海トラフ地震に向けた準備性」、『日本小児看護学会学術集会講演集』34回、p.102(2024)