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2026年10月17日(土)、本学と包括的連携協定を締結している高知医療センターと合同で、南海トラフ地震を想定した災害訓練を実施しました。
本学は、大規模災害時に開設される高知市の指定避難所となっており、基幹災害拠点病院である高知医療センターが災害時にその機能を十分に発揮できるよう、連携体制を構築しています。大規模災害が発生した際には、高知医療センターに来院した軽症者や避難者など、帰宅困難者となった方を本学の指定避難所で受け入れることとしています。
本学と高知医療センターでは、毎年合同災害訓練を実施しており、相互の連携・協力を通じて災害時の対応能力の向上や情報伝達体制の強化を図り、大規模災害の発生に備えています。
本学の学生が、高知医療センターで実施された災害時に院内にいる患者の状態を安定させるための訓練に、模擬患者役として参加しました。
学生たちは、事前に割り当てられた患者の状態や症状などの情報をもとに、それぞれの模擬患者役を務めました。訓練を通じて、災害時における医療専門職の役割や医療現場の状況、患者への対応などについて理解を深めるとともに、多くの気づきを得る貴重な機会となりました。
学内では、災害対策本部の立ち上げ訓練や学部別訓練を実施しました。
災害対策本部では、本部の設置・運営に関する訓練に加え、安否確認システムを活用した学生・教職員の安否確認訓練を行いました。また、衛星インターネットサービスを利用して高知医療センターとの通信訓練を実施し、災害時に想定される事案や対応について、相互に確認しました。
学部別訓練では、はじめに避難訓練を実施しました。地震発生を知らせる放送を受け、学生たちは机の下に身を隠して安全を確保し、揺れが収まった後、学内の一次避難場所へ避難しました。その後、教員が学生の安否を確認し、離れた場所の各棟からトランシーバーを使用して災害対策本部へ状況を報告しました。
避難訓練後は、講義室を避難スペースとして活用する際のレイアウトやスペースの使い方などを検討する机上訓練や、簡易テント・簡易ベッドの組み立てを行う展開訓練を実施しました。また、学生と職員が本学で栽培したさつまいもを使用した熊本県の郷土菓子「いきなり団子」を災害食としてアレンジした炊き出し訓練も行いました。これらの訓練を通じて、災害時に学生や教職員が安全に過ごせる環境を確保するための手順や必要な備えを確認しました。
災害対策本部の立ち上げ訓練及び学部別訓練の終了後には、全学共通訓練として、災害時のトイレ使用方法に関する説明会を実施しました。参加者は、災害時のトイレの使用方法について動画で学んだ後、実際に使用手順を確認する演習を行い、災害時における衛生環境の確保について理解を深めました。
最後に、炊き出し訓練で調理した「いきなり団子」を試食し、一連の訓練を終了しました。
本学では、今後も継続的な訓練を通じて、学生・教職員の防災意識の向上と災害対応体制の強化に取り組んでまいります。