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2022年11月24日(木曜日)、国際交流センター主催で「台湾 弘光科技大學とのオンライン交流会~多文化共生について~」を開催しました。
昨年に引き続き2回目の開催となったこのオンライン交流会には、国際交流協定校である弘光科技大学の学生6名(台湾人学生3名・日本人留学生3名)と本学の学生3名(日本人学生2名・台湾人学生1名)が参加しました。
まず、国際交流センター長である高西成介文化学部教授から「短い時間ですが、大いに楽しんでいただければと思います。この交流を通して、近い将来、顔と顔を合わせて交流できる日がくるのを楽しみにしています」と開会の挨拶がありました。
高西教授は中国古典文学が専門のため、中国語での挨拶に台湾のみなさんは驚くとともに、とても喜んでいらっしゃいました。
参加学生全員が自己紹介をした後、お互いが自分たちの通う大学や住んでいる街、また文化やグルメなどについても紹介しました。
次に、メインテーマである「多文化共生について」では、弘光科技大学からは台湾の原住民について、本学からは在日外国人の現状について、学生自身が調査し、問題提起や解決案などを発表しました。
発表後、学生たちはオンライン上で少人数のグループに分かれ、意見交換を行いました。
学生たちからは「多文化共生のために私たちにできることは、当たり前のことを当たり前だと思わないこと、言語の壁を乗り越え人と出会い、理解して関わり合う姿勢を持つことが重要だと考えた。今後もこの課題に興味を持って取り組んでいきたい」との意見が出ていました。
交流会も終盤に差し掛かったころ、弘光科技大学の学生さんからは「高知の魅力をたくさん知ることができた。日本での多文化共生についての問題点や在日外国人について知ることができて良い機会となった」、本学学生からは「台湾や弘光科技大学について知ることができて興味が湧いた。留学したいという気持ちになった」との感想が述べられました。
閉会時には、弘光科技大学国際事務処の高藤彩麗先生から「今回2年目でこのようにしてオンライン交流会をしていますが、有意義な課題で、学生たちも楽しくお互いの文化を勉強できる機会を与えていただきました。ありがとうございました。来年は弘光科技大学で開催されるSummer Programへぜひお越しください」とのお言葉をいただきました。
最後はマスクを取って記念写真。みなさん、お疲れさまでした。
普段関わることのない両大学の学生たちがこの交流を通してお互いを知ることができ、様々な学びや気付きのある有意義な時間を過ごすことができました。
弘光科技大学のみなさまのご協力に心より感謝申し上げます。