本文
2024年7月22日~8月10日の3週間、本学国際交流センター主催で「夏期日本語集中プログラム」を実施し、国際交流協定校である台湾、文藻外語大学の学生3名が参加しました。
このプログラムは3週間という短い時間で集中的に日本語を学習し、日本語能力の向上を図るとともに、ホームステイにおいて日本の生活や文化を同時に学ぶことができる充実したプログラムです。
最初は緊張していた研修生3名でしたが、真面目に日本語学習に取り組みました。
7月22日 よさこい情報交流館
高知の夏といえば、「よさこい祭り」。
よさこい情報交流館では、鳴子づくり体験ができます。研修生とチューターたちも一緒に好きな色の板とバチを選び、世界で一つの自分だけの鳴子を作りました。
情報館の職員の方に館内を案内していただきました。よさこい祭りの歴史や歴代チームの衣装など見ることができます。
作った鳴子はお土産として持って帰ることができます。
7月23日 本学サークル、国際交流クラブと交流
国際交流クラブの学生たちと手形アートのうちわづくりをしました。
絵具の冷たい感触とそれぞれの想像力に盛り上がりを見せていました。
7月26日 土佐女子中高等学校との交流
研修生と同じく台湾、文藻外語大学から交換留学生として本学に留学している2名の学生も一緒に土佐女子中高等学校を訪問しました。
女子学生たちは浴衣を着るのを楽しみにしていたようです。
生徒さんたちに教わりながら、本格的な茶道も体験しました。長時間の正座も頑張って耐えたようです。
土佐女子中高等学校の皆さん、ありがとうございました。
7月27日 黒潮町へのフィールドトリップ
高知県高岡郡中土佐町にある「黒潮工房」にて鰹の藁焼き体験。藁が一気に燃え上がる様子に最初は驚いた様子でしたが、高知県ならではの体験を楽しみました。
あっという間に焼きあがったかつおは定食でいただきました。
昼食後は、「久礼大正町市場」にも行きました。
市場と周辺の町並みは、どこかなつかしくレトロな雰囲気が漂っています。古き良き日本の風景を感じてもらったようです。
大川筋武家屋敷資料館
土佐藩の武士、旧手嶋家の住宅で当時の武家の建築様式を残している城下では唯一の建造物であり、平成8年に高知市有形文化財に指定されました。
本学永国寺キャンパスからは徒歩5分の距離にあり身近に高知の歴史を学習することができます。本学の文化学部教授で国際交流センター長でもあるヨースジョエル教授の説明を受けながら高知の歴史、日本の歴史を学びました。
学生との授業
本学で中国語を履修している学生と二人一組になり、研修生は日本語で、本学日本人学生は中国語で他己紹介をしました。相手のことをよく知る機会となり会話も弾んでいました。
8月9日 プログラム閉講式及び修了式
3週間のプログラム期間中、日本語の授業を担当してくださった先生方、本学のチューター学生、またホストファミリーの皆様にもご参加いただき、プログラムの閉講式と修了式を執り行いました。
国際交流センター長のヨース教授からそれぞれ修了証書が授与されました。
この3週間で日本語能力が飛躍的に向上し、日本語を担当した講師からは研修生たちの日本語を学ぶ真面目な姿勢と成長に驚かされたと、研修生たちに向け言葉が贈られました。
研修生の皆さん、3週間お疲れさまでした。
また協力いただいたホストファミリーのみなさま、本学のチューターの皆さんもありがとうございました。