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特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、広島県神石高原町に本部を置き、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する国際協力NGOで、これまでに世界33の国と地域で活動実績をあげています。この度、本学はPWJと、南海トラフ地震等災害発生時の支援や、平時の相互の連携協力等に関する協定を締結いたしました。
協定締結式は、令和2年1月14日(火曜日)に神石高原ティアガルテンで行われ、PWJの大西代表理事と本学の野嶋学長が協定書に署名し、今後の連携について確認しました。
野嶋学長からは「PWJの活動に学生を受け入れていただけることで、災害現場での実践的な経験を積み、学びを深めてもらいたい」との話があった一方で、大西代表理事からは「協定を締結することで、災害発生時に現場にできるだけ早く入り救助・支援活動をすることができ、現地の必要なニーズを外へ発信することで他の機関への触媒となりたい」と今後の連携協力に向けて期待を述べられました。
<本協定による主な支援・連携内容>
1 災害発生時の支援
・PWJの医療従事者・救助隊員・航空機等の派遣
・本学が必要とする救援物資の輸送、患者搬送
・災害発生時の被災者支援にかかる人員派遣、施設・用地の提供等
2 平時の連携協力
・知的・人的・物的資源、技術の活用及び相互協力
・文化・福祉・健康・教育・防災等にかかる貢献及び人材育成
・学生のインターンシップ活動
・災害発生時に備えて実施する平時の準備
<当日の様子>
●協定締結式
●災害時に使用するヘリの見学