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テーマ:治療意欲の低い重複がん患者と治療に積極的な家族への関わりについて
事例提供者:がん看護専門看護師 溝渕 美智子 氏
日時:2023年12月2日(土)10:00~12:00
開催方法:オンライン
参加者:14名(修了生9名、大学院生2名、教員3名)
アストラルの会 第2回アストラル学習会をWeb開催し、修了生および大学院生11名が参加しました。今回の事例は、がん看護専門看護師の溝渕美智子さんに事例提供をいただきました。
事例検討では、不確かな状況の中で進んでいくがん治療に対して、怒りを表出する患者さんを支えていくためには、OCNSとしてどのような関わりをすればよいのか、様々な視点からディスカッションが行われました。また、病棟看護師や多職種チームと協働をするうえでの工夫などについて、活発な意見交換が行われました。参加者からは、医療者に対する怒りも、見方を変えればその人なりの表現と捉えられるのはないかとの意見が出されました。また、長く辛い治療を耐えた患者さんの頑張りに焦点を当てることで、見えてくる状況も変わるのではないかとの意見もありました。それぞれの参加者が、自己の実践と結びつけ、学びを深めることができた会でした。
事例提供頂いた溝渕さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。