本文
看護の対象である人間を総合的に理解し、グローバルにものごとや社会をとらえる能力、豊かな人間性と感受性を培う。
看護を展開する上で必要となる専門的知識、技術、科学的思考、問題解決能力、国際性・学際性を修得するために、「専門基礎科目」「看護基礎科目」「看護臨床科目」「総合科目」を置く。
人間の健康と疾病の成り立ちや治療に関する専門的知識や、個人・家族・地域の連続性の中で人々の健康を理解するための知識を修得する。
看護の概念や基礎的な知識を学び、看護の対象理解、看護者としてのものの見方や考え方、看護技術を修得する。
共通教養教育科目、専門基礎科目、看護基礎科目での学びを基盤とする人間の総合的な理解をふまえ、人々の多様な生き方や価値観を理解し、尊厳と権利を尊重しながら、科学的思考、問題解決能力を用いて健康問題を解決し、健康的な生活の向上をはかるための看護を展開する能力を養う。
看護者としてのアイデンティティを培うとともに、地域の健康問題を予測し、主体的、積極的に学ぶ姿を持ち、国際的・学際的見地に立って、研究的な視点で看護の本質を探究していく能力を養う。
履修モデルとは、学生の皆さんの4年間の学びを体系的に示した学習の指針です。看護学部では、将来ビジョンを見据えた履修モデルを提示しています。
看護学部の学位(看護学学士)取得のためのカリキュラムは、ディプロマ・ポリシーに示した6つの能力を持った看護専門職者となれるよう構成しています。さらに、看護専門職者としての将来を見据えた履修につなげられるよう、さまざまな選択科目を開講しています。
自分の目指す姿、将来ビジョンを描いて豊かに学び、自らの可能性を広げていきましょう。
私が助産師を志望した動機は、看護職の中で唯一生命の誕生に立ち会える職種だからです。初めは、助産師に対して漠然としたイメージを持っていただけでしたが、母性看護実習を通して実際の分娩に立ち会わせてもらい、継続的に出産体験をサポートし、共に喜びを感じることのできる助産師の職に魅力を感じました。助産課程の授業は、課題や自己学習も多く大変ですが、学べば学ぶほど助産師という職種の奥深さや難しさを実感しています。先生方のサポートのもとで仲間と共にたくさんのことを学ぶことのできる環境が整っており、日々多くのことを学ばせてもらっています。知識や技術がまだまだ不十分であり、実習に抱く不安は大きいですが、今できることを1つ1つやっていきたいと思っています。 Aさん
1回生、2回生で主に学ぶ共通教養科目では、他学部の専門の先生から講義を受けることができ、とても興味深い授業でした。
また、例えば哲学が、その後に学ぶ看護学の内容に関係していることもわかり、患者さんを理解したり、研究をするときに役に立ちました。
グループワークがある共通教養科目もあり、他学部の友達と仲良くなったり、授業をきっかけにして地域でのボランティア活動を始めた友達もいます。 Bさん
たくさんの科目がある中で、どの科目を選択したらよいのか、学年担当の先生が半年ごとに面接をしてサポートして下さいました。
その中で、将来どのように活躍したいかを一緒に考えて下さり、必要な科目を選ぶようにしました。 Cさん