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私は、入学した後も何がしたいか考えられるように、看護師以外の免許も取得できる高知県立大学に進学しました。
実際に入学して、たくさんの先生の講義を受けたり、ボランティアに参加したりするうちに、看護師や保健師などのそれぞれの魅力や今まで知らなかった役割を知ることができました。そして様々な経験から養護教諭になろうという夢をみつけることができました。
課題や演習など大変なことも多いですが、課外活動など充実した学生生活を送れています。
皆さんの入学をお待ちしています。
在学生の1週間を見てみよう Let's see a student's Life
やる気出ます
授業がたくさんあって決して暇ではありませんが、みんな放課後や休日などをうまく使って、課外活動などを楽しんでいます。何より勉強してみたかった看護の授業を受けるのは、とてもやる気が出ます。高校と違い、同じような目標を持ったクラスメートが集まっているので、よい刺激を受けます。
ネイティブの先生による英語の授業があります。選択科目には、芸術や土佐の文化を学ぶ授業、スポーツもあります。
学ぶことが実際に役に立つと思う体験
専門科目では、病理学・薬理学・栄養学など、医療と看護について多角的な視点から学びを深めます。受験の知識がいかせる科目もあって、受験の時は、受験のために勉強していましたが、実際に学んでいることが役立つのだなと強く感じます。
楽しみです
看護技術を学ぶ授業は、学生同士で実際に血圧を測ったり、洗髪したりする演習の授業もあります。技術は、授業の中で観るだけではなかなか難しいですが、好きな時に観ることができるビデオ教材があったり、自習ができる環境があったり、繰り返し練習できます。
何より、実際にやってみることが面白くて、演習は楽しみです。
地域で学ぶ
高知医療センターでのボランティアが活発に行われていて、空きコマや放課後を使って入院時の案内や院内移動図書の貸し出しなど外来や入院中の患者さんのお手伝いをします。大学の外にも、どんどん世界が広がります。
また、立志社中に参加すると学外に出て活動をします。まだ先輩の後ろに付いて行くのがやっとですが、授業や演習などとは違う面白さがあり、先輩のようになりたいと思います。
後期から始まるローテーション実習
3回生の10月から2週間ごとに慢性期看護学、急性期看護学、精神看護学、小児看護学、母性看護学、地域看護学の6つの領域で実習を行い、看護を学んでいます。
実習では色々なサポートがありました
実習が始まる前は、6つの領域を次々と学ぶ実習を乗り切れるのかと不安が強かったです。でも始まってみると、前期の授業を始めこれまで学んできたことと実習がリンクしているのがわかり、漠然とした不安が無くなりました。先生方や実習先の方たちもしっかりサポートして下さったのがうれしかったです。看護のこともそうですが、勉強の仕方や将来の進路についても先生方が相談にのって下さいました。
実習から進路を決めた
実習時間の終わりには、みんなでカンファレンスをして考えます。「この患者さんにはどうしてこんな症状が出るんだろう?」「患者さんが退院したあともお家で元気に過ごすために、看護に何ができるんだろう?」と、学内で勉強した知識を総動員して、友達と考えていると、私一人では考え付かなかったことが考えられて、とても視野が拡がりました。
その中で、「どんな看護がしたいか?」をもう一度考えるようにして、元の生活に戻れるようになることを援助したいと考えて、リハビリテーション系の病棟への進路を決めました。
しっかり休む
週末はゆっくり休む時間を作り、気持ちを切り替えてから次の勉強に取り掛かります。
この時、実習で受け持った患者さんへの看護で学んだことですが、
遅くまで寝るのではなくて、できるだけ平日のリズムを崩さないように昼間に勉強するようにし、早く寝るようにしました。
その中で、来週の実習でどんなことをするか計画を立てたり、患者さん自身に知っておいてほしい病態の知識を分かりやすく整理したり、時間のある土日のうちにやりたいことがたくさんあります。
週が明けて月曜日になれば、また病院で患者さんが待ってくれているから頑張れます。
■共通教養教育科目(必修) ■選択科目 ■教職に関する専門教育科目 ■専門教育科目
1限目 | 2限目 | 3限目 | 4限目 | 5限目 | |
月 | 診断学 | 英語コミュニケーション | 行動科学 | フィジカルアセスメント |
フィジカルアセスメント |
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火 |
グローバル社会と看護Ⅰ |
人体の仕組みの乱れⅠ | 異文化フィールドワーク | 健康スポーツ科学 | 人体の機能Ⅱ |
水 | 人体の構造Ⅱ | 心理学 | 生命の科学と倫理 | データサイエンス入門 | 基本ジェンダー学 |
木 | 日本語表現法 | 倫理学 | 哲学 | 情報処理概論 | |
金 | 災害と看護 | 援助関係論 | 生活援助論 | 生活援助論 | 心のしくみ |
1限目 | 2限目 | 3限目 | 4限目 | 5限目 | |
月 | 地球の化学 | 英語コミュニケーション | 急性期看護論 | 前半)母性の健康と看護 後半)小児の健康と看護 |
病態と治療Ⅰ |
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火 | 老人看護援助論 | 地域看護学総論 | 異文化フィールドワーク | 教育基礎理論 | 教師論 |
水 | 慢性期看護論 | 前半)公衆衛生学 後半)精神の健康と看護 |
前半)回復期看護援助論 後半)災害と看護 |
病態と治療Ⅱ | |
木 | 養護概論 | ||||
金 | 保健統計学 | 保健統計学 | 保健行動論 | バイオロジカルナーシング | 病態と治療Ⅲ |
1限目 | 2限目 | 3限目 | 4限目 | 5限目 | |
月 | 領域別実習/1月~助産選択科目 | ||||
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火 | 領域別実習/1月~助産選択科目 | ||||
水 | 終末期援助論 | 疫学 | 教育心理学 | ||
木 | 領域別実習/1月~助産選択科目 | ||||
金 | 領域別実習/1月~助産選択科目 |
1限目 | 2限目 | 3限目 | 4限目 | 5限目 | |
月 | 看護実践能力開発実習/在宅看護実習/卒業研究 | ||||
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火 | 看護実践能力開発実習/在宅看護実習/卒業研究 | ||||
水 | 臨床講義 | ||||
木 | 看護実践能力開発実習/在宅看護実習/卒業研究 | ||||
金 | 看護実践能力開発実習/在宅看護実習/卒業研究 |