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アストラル(平成27年第5回)

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ページID:0027358 更新日:2023年4月3日更新 印刷ページ表示

がん看護学領域修了生の会『アストラル』

平成27年度第5回アストラルの会を開催しました

 

テーマ CNSとしてのキャリア開発(活動報告)
講演者・内容 田上 知江美OCNS〔14期生〕(岐北厚生病院)
池田 久乃OCNS〔3期生〕(高知医療センター)
日時 2016年1月23日(土曜日)13時00分~15時00分
場所 高知県立大学 池キャンパス C棟313
参加者 アストラルの会メンバー9名、教員4名

 

田上講師の画像
<田上 知江美 OCNS>

第5回アストラルの会は、CNSとしてのキャリア開発(活動報告)をテーマに、お二人のアストラルメンバーの講義がありました。
岐北厚生病院の田上知江美OCNSは、緩和ケア病棟の看護師として勤務しながら、がん看護専門看護師として組織横断的に活動されていました。施設や病棟の組織分析を丁寧に行い、看護師が緩和ケアの視点を持って看護を提供できることや経営への貢献、地域住民への緩和ケアの普及などを活動目標として、実践内容を6つの役割ごとに具体的なお話がありました。教育役割において、緩和ケア病棟の看護師のニーズに基づいて行っていた学習会を、今年度は教育プログラムを作成し、すべての看護師に対象を広げ多職種と協働した研修として開催しており、さらに評価を踏まえて次年度の研修企画を行う取り組みについて発表がありました。田上OCNSの発表を通して、組織の課題を捉え活動目標や方法を見出し、計画的に実践していくことの重要性や、丁寧に実践内容を評価し、積み重ねていくことの重要性を再認識することができました。

 

池田講師の画像
<池田 久乃 OCNS>

高知医療センターの池田久乃OCNSは、修士課程修了から現在に至るまでの活動の場の変化とその場における活動や思いについて、丁寧に話されました。がん看護専門看護として、やりたいことができるとは限らず、環境や状況によって活動は左右されるが、その場その場の経験を大切にし、学び得たことについて伝えてもらいました。活動の中で大切にしていることとして、(1)十分な話し合い、(2)直接会話すること、(3)資源の活用、(4)効果を示すことをあげ、信頼関係と知識・技術の大切さを教えてもらいました。池田OCNSの発表を通して、組織のニーズにも応えていくこと、その場所で必要な自身の役割を見出すことや経験を通して真摯に学ぶ姿勢の大切さを改めて実感することができました。

 

ディスカッションの様子
<ディスカッションの様子>

また、ディスカッションでは、がん看護専門看護師の専門性や役割開発について修了生のジレンマや経験を踏まえ、率直に意見交換が行われました。CNとの協働や医師や看護師との関係性の構築など、修了生各々の課題も共有することができ、がん看護専門看護師としての役割や活動を振り返る機会となりました。


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