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【第1回テーマ】認知症をもつ妻との在宅療養を希望する高齢がん患者への在宅移行支援
【日時】令和6年6月8日(土曜日)13時00分~15時00分
【場所:開催方法】高知県立大学・高知県立あき総合病院・高知県立幡多けんみん病院を、オンライン会議システムを繋げて開催
【参加者】3会場:43名参加(医療関係者37名、大学院生3名、教員3名)
がん看護学領域では“質の高いがん看護実践を検討する会”を昨年度に引き続き、高知県内3会場(西部サテライト:県立あき総合病院、東部サテライト:県立幡多けんみん病院、中央:高知県立大学池CP)をオンラインで繋ぎ開催しました。
第1回のテーマ「認知症をもつ妻との在宅療養を希望する高齢がん患者への在宅移行支援」には40名の看護職にご参加頂き、本人も妻も認知症が疑われるステージⅣの直腸がん患者の事例について、”希望する在宅療養に向けてどのような在宅移行支援やACP支援が可能か”、3会場で検討しました。
会場間を繋いだ発表では「患者の真意を捉えることや認知症の評価を行う」「院内ACPツールを活用する」「顔の見える関係者を重視しながら意向を繋げる」など、多様な意見が出されました。
また「一人息子を亡くした時から患者夫婦のACPは始まっていた」という意見には、会場を超えた質疑応答が行われました。終了後アンケートでは「とても満足が85%」「満足が15%」であり、「他施設や他職種の人との意見交換がとても参考になり新たな視点が生まれた」「地域の看護職との連携ができた」などの声が多くありました。
運営にあたっては、県立病院2施設のがん看護専門看護師や認定看護師、看護部の皆様など多くのご協力を頂きました。
2回目は令和7年1月25日(土)に3会場で開催します。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
こちらを参照ください。
〈3会場をオンラインで繋げた発表の様子〉
<西部:県立あき総合病院>
<東部:県立幡多けんみん病院>
<中央:池キャンパス>