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老人看護学(令和6年度)

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ページID:0033657 更新日:2024年7月1日更新 印刷ページ表示

ケア検討会

日 時:令和6年6月11日(火曜日) 18時30分~20時00分

場 所:Web開催

参加者:9名

 

 2024年6月11日(火曜日)に第1回老人看護領域ケア検討会を開催しました。大学院生、修了生などがWeb上に集まり、「身体拘束最小化」について、学習会とディスカッションを行いました。

 病院に勤務している修了生から、身体拘束にまつわる様々な課題について共有されました。まず、急性期病院における身体拘束の同意書の扱いについて議論しました。同意書や身体拘束を解除できない背景として、身体拘束をすることにより患者の身体的な安全を確保できると考えることで、看護者自身が心理的安全を確保しているのではないかといった意見が出されました。
 一方、身体拘束を実施するとき、看護師はジレンマに陥りやすく、看護師間でも身体拘束を実施することに対して、躊躇する人と、反対に安全重視の観点から実施を進める看護師もいることが分かりました。身体拘束を躊躇することで安全に拘束することができなくなっているケースもあることから、急性期病院においては、全面的な身体拘束の撤廃は難しく、身体拘束を実施すべき時にはむしろしっかりと実施し、その変わり早期に解除できるように定期的なカンファレスを実施することの必要性が話し合われました。
次回は、「身体拘束最小チーム」について、どのようなメンバーでどのような活動ができるのか話し合う予定ですので、皆様も是非ご参加ください。


お問い合わせ:
竹崎研究室 Tel&Fax 088-847-8705 e-mail takezaki★cc.u-kochi.ac.jp
e-mail送信時には★は@に変換をお願いします


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