本文
第1回 :令和7年6月20日(金) 18:30~20:30 Web開催
参加者:15名(看護師14名(うち在宅看護専門看護師1名)、ケアマネジャー1名)
テーマ:社会的に孤立した壮年期男性介護者への支援
親の介護を熱心に行っていましたが、次第に社会とのつながりが希薄になり、心身の健康のバランスが保ちにくくなった壮年期男性介護者への支援を検討しました。
情報を整理していくことで、療養者と家族のニーズに合わせて丁寧に関われており、社会とのつながりが希薄な中で、支援者として関わり続け、家族が介護への達成感を得られるケアを提供することができていたと、これまでのケアの捉えなおしを行うことができました。
また、療養者と家族の状況を、家族の発達段階や、マッカバンの二重ABC・Xモデルを用いて整理しました。家族の性格から強みを捉えることで、「家族が家族自身の力で心身のバランスを整え、社会とのつながりを維持する方法を選択できるように関わる」といった方策が見えてきました。療養者だけでなく、家族の生活や健康も見直すきっかけになるのではないかと話し合いました。
参加者の皆様から、様々な視点からのアドバイスをもらい、今後に活かすことができる知識と自信を得る機会となりました。
在宅看護学領域では、第2回ケア検討会を以下で予定しています。
第2回:令和8年2月19日(木)
テーマは未定です。相談したいケースなどございましたら、ぜひご連絡ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
<写真は、第1回ケア検討会の様子>
お問い合わせ:
川上理子研究室 Tel&Fax 088-847-8718 e-mail kawakami★cc.u-kochi.ac.jp
e-mail送信時には★は@に変換をお願いします