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平成30年11月15日から17日の3日間、高知ぢばさんセンターで開催された「第7回ものづくり総合技術展」に本学からも出展いたしました。
出展ブースでは、健康栄養学部の渡邊浩幸教授が高知大学と株式会社れいほく未来と一緒に研究を進めている食用カンナの他分野活用研究において、食用としての成分分析結果をとりまとめたパネル展示、食用カンナの根茎部を練りこんだ試食用パウンドケーキの提供を行い、研究成果と活用方法の紹介を行いました。
また、15日と16日の二日間のみとなりますが、出展ブース内に栄養計算コーナーを設置し、健康栄養学部の学生が来場者の方々の食生活を一緒に振り返るとともに、不足していそうな栄養分をどのように補完すればよいかなどの提案も行いました。
毎年、本学が出展する際には試食品を配布していることもあり、今回もパウンドケーキの試食は盛況でした。本学の学生サークル「こめっ娘。」のアイデアをもとにつくられたパウンドケーキが3日間で約2,300人分用意されましたがが、ほぼすべてを来場者の皆様に召し上がっていただきました。観賞植物としてのイメージが強いカンナが東南アジアでは食用の品種があることを健康栄養学部の学生が試食品を配布しながら説明したところ、多くの方に興味を持っていただきました。
食用カンナの研究は現在も進行中です。渡邊教授をはじめとする研究グループによる研究成果が出てまいりましたら、多くの方々にお伝えすることができるよう、情報発信に取り組んでまいります。
カンナのパウンドケーキ |
出展ブース |
試食ケーキの配布 |
栄養計算コーナー |