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第11回学際的交流サロンでは、前回(7月22日実施)に引き続き戦略的研究推進プロジェクト成果報告会を行いました。
本プロジェクトは、本学の学術研究の充実および高知県の課題解決を目指し、各重点テーマにおいて、教育研究力を高めようとする取り組みに経費を補助することで、教育・研究のイノベーションを促すことを目的としています。平成29年度から実施され、昨年度までに終了した8件のプロジェクトの成果報告を2回に分けて行いました。
9月9日はその第2回目で、健康栄養学部、看護学部、看護学研究科の4名の教員からプロジェクトの成果や今後の課題などについて報告しました。プロジェクトの内容は主に地域に根差した活動で、研究内容や研究結果に基づいた教育や地域貢献活動となっています。その他、大学院教育においても、新たな教育プログラムを作ることで学生への獲得へ繋がっています。新任期保健師支援プログラムの再構築については、本人が自身で目標管理や実践方法の工夫ができるようなプログラムを構築し、指導者の振り返りにも繋がるプログラムとなっています。各プロジェクトにおいては、地域や被災地での実践を通して研究成果を還元するなど、着実な成果をあげることができました。
報告会の最後には、学長から各プロジェクトについての講評がありました。今回は夏期休暇中ということもあり、参加者はやや少なめではありましたが、4学部の教員の参加がありました。
今年度以降も、このプロジェクトを通じて、複数の学部に渡る学際的な研究や、地域の方と協働する研究などが一層進んでいくことを期待しております。
【 参加者数 : 池37名、永国寺2名 合計39名(発表者も含む) 】
<プログラム> 第2回戦略的研究推進プロジェクト成果報告会
(1)【H29採択 テーマ2 2年間】
大川村における栄養教育表示地場産物を通した健康長寿システムの構築
研究代表者:健康栄養学部 稲井 玲子 教授
(2)【H30採択 テーマ1 1年間】
看護学研究科博士前期課程:教育イノベーション事業
研究代表者:看護学部 畦地 博子 教授
(3)【H30採択 テーマ4 1年間】
高知県の現任教育における新任期保健師支援プログラムの再構築
研究代表者:看護学部 時長 美希 教授
(4)【H29採択 テーマ3 2年間】
地域減災とプライマリヘルスケアをつなぐ地域参加型プラットフォームの構築
研究代表者:看護学研究科 神原 咲子 教授
※当日の様子(写真)はコチラ 第11回学際的交流サロン (PDFファイル:243KB)