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【開催報告】第24回学際的交流サロン(R3第2回戦略的研究推進プロジェクト成果報告会)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年9月6日更新

 第24回学際的交流サロンでは、前回(7月19日開催)に引き続き、戦略的研究推進プロジェクトの成果報告会を行いました。昨年度終了した5件のプロジェクトの成果報告を2回に分けて行い、今回はその第2回目で、文化学部、看護学部、健康栄養学部の3名の教員がプロジェクトの成果や今後の課題などについて報告しました。

 1件目は、近年、精神保健医療において患者の多くが入院治療から通院治療へと移行していく中で、精神障害者が地域で安心して自分らしい暮らしをするためには多職種協働による包括的支援マネジメントを機能させていくことが必要となります。今回は、高幡保健医療圏を対象として、精神障害者への包括的支援マネジメントの現状と課題を明らかにし、地域の状況に即した包括的支援マネジメントモデルを作成することを目的としました。看護師や精神保健福祉士等の専門職者への面接調査によって精神障害者への有効な支援内容を明らかにしました。コロナ禍により計画が変更され、包括的支援マネジメントモデル案の作成までには至りませんでしたが、継続してモデル案の作成・洗練化を行っていくことが報告されました。

 2件目は、「知の拠点」永国寺キャンパスを中心とした地域文化資源の保存・整備に関する実践的な取り組みを行い、地域文化資源の学内外の幅広い利活用や情報発信に向けての体制を構築することを目的としました。本学の専門性を生かした企画や、オーテピア高知図書館との連携企画、まちあるきのパンフレット作成等を行いました。オーテピアとの連携を一つのモデルとし、継続的に学内外の新たな連携を模索していくことが報告されました。

 3件目は、高知医療センターとの共同研究で、患者数が年々増加している炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病等)の新規治療法確立のための基礎的研究について報告されました。血管に発現する破骨細胞が動脈瘤発症に関与するという研究結果に基づき、様々な疾患を持つ患者の検体を用い、腸管で破骨細胞が発現しているかについての基礎的研究の結果が報告されました。さらに今回の研究結果に加えて様々な疾患患者の検体を追加し、新規治療法の確立のために研究を継続していくことが報告されました。

 報告会の最後には、学長からの講評がありました。昨年度終了したプロジェクトはコロナ禍の影響を受け、計画の変更を余儀なくされましたが、全てのプロジェクトは様々な工夫をして目的の達成に向けて活動を行いました。

 来年度も戦略的研究推進プロジェクトは継続していきます。今後とも本学の資源を活かし高知県の課題解決に向けて、学部を越えた学際的研究や地域の方との協働研究が一層進むことが期待されます。

【 参加者数 : 合計40名(Zoom、発表者を含む) 】

 

<プログラム> 第2回戦略的研究推進プロジェクト成果報告会

 (1)【R1採択 テーマ2 2年間】
    高幡保健医療圏における精神障害に対応した包括的支援マネジメントモデルの
    開発
     研究代表者 : 看護学部 瀧 めぐみ 助教

 (2)【R1採択 テーマ2 2年間】
    永国寺キャンパスを拠点とした地域文化資源の保存・整備と利活用に関する
​    実践的研究
     研究代表者 : 文化学部 飯高 伸五 准教授

 (3)【R2採択 テーマ4 1年間】
    炎症性腸疾患の新規治療法確立を目指した基礎的研究
     研究代表者 : 健康栄養学部 竹井 悠一郎 講師

 

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