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【研究者情報】 渡邊 浩幸

ページID:0031026 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

渡邊 浩幸  Hiroyuki Watanabe 

職位 教授    渡邊浩幸先生
役職 健康栄養学部長
所属 健康栄養学部 健康栄養学科、大学院 人間生活学研究科

研究者略歴

学位 博士(農学)(岩手大学連合大学院、1993年)
学歴・職歴

【学歴】
 1983年 岩手大学 農学部 農芸化学科 卒業
 1985年 徳島大学大学院 栄養学研究科 修士課程 修了
 1993年 岩手大学大学院 連合農学研究科 博士課程 修了

【職歴】
 1985年 テルモ株式会社
 1987年 幸和薬品工業株式会社
 1993年 花王株式会社
 1998年 8月 株式会社ファンケル
 1999年 花王株式会社
 2003年 戸板女子短期大学 食物栄養科 専任助教授
 2005年 戸板女子短期大学 食物栄養科 教授
 2006年10月 高知女子大学 生活科学部 健康栄養学科 教授
 2011年 高知県立大学 健康栄養学部 教授

専門分野

食品学、食品機能学、機能成分分析、食品衛生学

所属学会

日本栄養食糧学会(代議員)
日本肥満学会
日本未病学会
日本食品保蔵科学会

研究SEEDS

研究テーマ

食品に含まれる機能成分の探索と機能評価:

 1.脂質代謝・エネルギー代謝に関する機能成分と評価

 2.脳機能に関する機能成分と機能評価

研究概要

 食品中には、化学的構造がすでに明らかにされた成分やこれに類似の成分、及び初めて化学的構造が明らかにされた成分等がある。私は、これらの食品成分について、人や動物に何らかの好ましい又は好ましくない影響を与える可能生(食品機能)を見いだし、それらの情報を整理し、健康維持を目的とした食品への応用を目的として研究を行っている。関連して、これら成分の食品加工時における他食材に及ぼす影響についても研究の対象としている。
  現在までに、体内の脂質(血中脂質や体脂肪)に関係する機能、エネルギー利用性に関する機能、及びうつ等の脳の働きに関する機能についての成分の探索や動物や細胞を使用した評価検討を行っている。

相談可能な領域

・食品の開発
・食品成分の抽出
・食品の組成分析
・食品機能の解析

キーワード

 食品、食品成分、食品機能

関連SDGs (関連性の高い順)

 SDGs2 SDGs3

研究業績

主要研究論文等

・Masaki Iji, Kuniyuki Yamada, Yuta Yamane, Chihiro Watanabe, Kazuhito Takemoto, Mamoru Tanaka, Yuichiro Takei, Takako Miyaue, Yoichi Miura, and Hiroyuki Watanabe: Potential for Improvement of Gut Microbiota Deterioration Caused by a High-fat, High-sucrose Diet through Administration of Acylated Steryl-β-glycosides, J Oleo Sci (in press)

・Mamoru Tanaka, Ayaka Koida, Akira MiyazakiI, Kazushi Tabata, Yuichiro Takei, Yoshihumi Tanimoto, Mami Kawamura, Masafumi Tsuzuki, Haruka Takahashi, Tetsu Yano, Hiroyuki Watanabe: Canna starch improves immune functions and the intestinal environment in mice, Biosci Microbiota Food Health 42(2), pp. 131-137 (2023)

・Kazuhito Takemoto, Luo Hao, Takahiro Narukawa, Masaki Iji, Tomohisa Koyama, and Hiroyuki Watanabe: Inhibition of Colorectal Cancer Cell Proliferation by Treatment with Itadori Leaf Extract, J Oleo Sci 72(2), pp. 199-209 (2023)

・Ketu Rie, Teruo Yokoi, Yayoi Miyoshi, Hiroyuki Watanabe, and Toshihide Fukuda: Eating behavior and environments of severe Alzheimer's disease patients with loss of language skills. Published online 2022 Jul 18.
doi: 10.1177/23337214221113848

・山田 晋行、井治 賢希、鮫島 千遥、有岡 佐和、竹本 和仁、沼田 聡、竹井 悠一郎、鈴木 麻希子、彼末 賢、渡邊 浩幸:「ニラ中の香味や旨味に関係するアミノ酸の成長に伴う変動」、『日本食品保蔵科学会誌』47(5)、pp. 245-254 (2021)

・Ketu Ri, Teruo Yokoi, Yayoi Miyoshi, Hiroyuki Watanabe, Toshihide Fukuda: Caregivers' roles in preventing patients with severe Alzheimer's disease from becoming distracted during mealtimes: two case reports, J Phys Ther Sci. 33(10), pp. 711-716 (2021)

・渡邊 浩幸、田中 守、沼田 聡、竹井 悠一郎、横川 剛、吉本 雄大:「生姜加工物摂取による体温上昇とその生理学的効果」、『日本未病システム学会雑誌』26(2)、pp. 21-27 (2020)

・十萬 敬子、渡邊 浩幸、鈴木 麻希子、田中 きよむ、小谷 小枝、渡邊 慶子、西岡 明人、福井 康雄:「抗がん剤治療患者の「がんに伴う食変化チェックシート」の有用性の検討」、『日本病態栄養学会誌』23(3)、pp. 231-241 (2020)

・西尾 由香、渡邊 浩幸、宮上 多加子、村上 尚、松田 幸彦:「精神科に入院中の高齢者における低体重と相関する要因」、『日本栄養士会雑誌』63(11)、 pp. 25-34 (2020)

科学研究費

・研究課題:食用カンナデンプンの食物アレルギー予防効果と免疫機能への影響
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2019年4月 – 2022年3月
 代表者 :田中 守  中部大学 応用生物学部 講師
 分担者 :呂 鋭  中部大学 応用生物学部 講師
      渡邊 浩幸 高知県立大学 健康栄養学部 教授
      竹井 悠一郎 高知県立大学 健康栄養学部 講師
      吉本 好延 聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部 教授

・研究課題:地理情報システム利用によるレアプランツのインベントリーと有用性・安全性の評価
 研究種目:基盤研究(A)
 研究期間:2013年10月 – 2018年3月
 代表者 :渡辺 高志 熊本大学 薬学部附属薬用資源エコフロンティアセンター 教授
 分担者 :渡邊 浩幸 高知県立大学 健康栄養学部 教授
      高木 方隆 高知工科大学 システム工学群 教授
      菅沼 成文 高知大学 教育研究部医療学系連携医学部門 教授

・研究課題:高風味・高栄養価の野菜類を非常・災害食として利用するための野菜類の保存技術の確立  研究代表者
 研究種目:挑戦的萌芽研究
 研究期間:2012年4月-2015年3月
 代表者 :渡邊 浩幸 高知県立大学 健康栄養学部 教授

競争的資金など

・共同研究:内閣府:“IoP(Internet of Plants)”が導く「Next次世代型施設園芸農業」への進化(地⽅⼤学・地域産業創⽣交付⾦)

主な受賞歴・特許など

【受賞歴】
・2009年  日本油化学会エデ ィタ 賞受賞
・1999年  第42固油脂士業会館油脂技術論文 最優秀賞
・1998年  日本油化学会エディタ 賞受賞

【特許】
・出願番号 2013  154146  「抗癌剤」
・出願番号 2010 000397  「IG-1分泌促進剤」他

主な社会貢献

・ HACCP管理者講師
・ 高知県事業診査アドバイザー
・ こうち産業振興基金等事業審査委員
・ 越知町まち・ひと・しごと創生推進会議委員
・ 高知県食の安全・安心推進審議会委員
・ 生産管理高度化情報共有会議委員
・ IoPプロジェクト研究推進部会 高付加価値化大課題リーダー
・ 高知県産学官民連携センター コプラコーディネーター

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