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2018年9月22日(土)に第1回 だんだんカフェ まちの保健室を愛媛県宇和島市吉田公民館で開催いたしました。
当日は22名の方の参加があり、子どもさんから年配の方まで、幅広い方々に参加していただきました。活動としましては主に、健康相談や血圧測定等を通して、被災から3ヶ月が経過して、皆様がどのような思いで過ごされているのかお伺いし、看護専門職としての健康・生活へのアドバイスをさせていただきました。また、ご家族で参加いただいた方々とは、屋外でシャボン玉やかけっこ等を行いながら、被災後のお子さんの状況やお母さんの思いを傾聴し、これからの生活やお子さんの様子で気を付けていく点等についてもアドバイスさせていただきました。
今回、参加いただいた皆様のなかには仮設住宅にお住まいの方もおられ、今後の生活への不安や育児、被災後からの子どもの変化等に関する相談もあり看護専門職に相談できたことで安心して帰られる方もいました。また、今回、年齢層が様々な方々にご参加いただけたことで年代を超えた交流も行うことができ、参加者同士の交流も見られたことは新しいコミュニティを形成していく上で大切なことだと実感いたしました。さらに、このような場を介して、日頃なかなか言えないことを参加者同士で体験の共有ができたことも重要なことではないかと思います。
今後は住民の皆様のニーズに沿った企画を順次考え、この活動が少しでも地域の皆様にとって癒しの場、集いの場となれるようにスタッフ一同、精進していきたいと思います。今後は2週間毎の開催となりますが、ぜひお気軽に立ち寄っていただければと思います。
報告者:野島 真美