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【CSL・活動報告】令和7年度のCSL学生ボランティア活動報告

ページID:0038048 更新日:2025年10月20日更新 印刷ページ表示

高知県立大学地域教育研究センターでは、学生たちのボランティア活動を支援するための窓口としてCSL(コミュニティ・サービス・ラーニング)サポートデスクを開設しています。
地域を実践的な学びの場であると考え、学生の専門性を活かした活動や社会経験の蓄積など、学生の学びが得られるようなボランティア受け入れ団体の情報を募集し、大学の「知」を活かすボランティア活動を行っています。

津野町の津野山古式神楽での活動の様子

本学の学生が、津野町の北川河内五社神社で開催された「津野山古式神楽」(重要無形民俗文化財指定)の奉納において、太鼓など鳴り物の演奏を行いました。
練習時間は限られていましたが、地域の皆様からご指導をいただき、当日は無事に演奏を務めることができました。
奉納舞踊の場を盛り上げる一助となり、学生は、貴重な経験を得ることができました。学生からも、以下のとおり活動報告が届きました。

このたび、津野山古式神楽にボランティアとして参加し、大太鼓や小太鼓、鐘の役割を担いました。十分なクオリティを提供できず申し訳なく思いましたが、保存会や地域の方々が懇切丁寧にたたき方を教えてくださり、拙い音にも関わらず、「上手だったよ」「すごいね」と温かい言葉をかけてくださったことに、心から感謝しています。また、大人だけでなく地元の中高生や小さな子どもたちも神楽に参加しており、幼い頃から地域に親しまれ受け継がれてきた伝統であることを実感しました。今回の神楽に参加し、津野山古式神楽が地域の誰もが関わり、世代を超えて大切にされている様子を学ぶことができました。特に、女性や子ども、お年寄りまでが制限なく担い手となり、また地域外からの人も受け入れて共に祭りを創ろうとする姿勢は、文化継承に必要な包容力であると感じました。保存会や地域の方々には大変お世話になり、大学生活の中でかけがえのない思い出となりました。

​​津野町地域の皆さま、ありがとうございました。
津野山古式神楽は11月に津野町内の各地で奉納があるようです。

活動の様子
神楽1 神楽2 神楽3

高知県立岡豊高等学校での活動の様子

本学の学生が、高知県立岡豊高等学校での「総合的な探求の時間」において、高校2年生のクラスにはいり、探求テーマ設定への助言や資料作成の際の助言を行いました。
活動した学生から「生徒はそれぞれ自分の興味のある事柄をテーマとして設定し調査を行ってい たため、私自身が学んできた分野ではないことについてアドバイスを行うこと には少し難しさを感じましたが、自身の卒業研究への取り組み方 を活かし、探究の進め方の面では、あらゆる視点で考えることへのアドバイスを行うことができたのではないかと感じています。また、教員免許資格取得を目指しているので、生徒と直接関わりながら学ぶことができ、非常に貴重な経験となりました」という声が届きました。

活動の様子
 岡豊高等学校でのボランティア1 岡豊高等学校でのボランティア2

高知市内の小学校(小1サポーター)での活動の様子

本学の学生が高知市内の小学校で、1年生の学校生活のサポーターとして活動しています。(活動は11月まで)
学生から、「小学校1年生のサポーター活動を通して、『先生』として児童にどのように接するべきかを考える機会を得ました。学習面では、児童が納得し、理解を深められるような教え方についても試行錯誤しながら学ぶことができました。また、子どもたちが成長していく姿を担任の先生と共に見守ることができる点に、大きなやりがいを感じています。」という声が届いています。

活動の様子
活動の様子1 活動の様子2
活動の様子3 活動の様子4

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