平成28年 3月5日(土曜日)13時30分から永国寺キャンパスにて、第5回地域活性化フォーラム 集落活動センターを軸とする住民と大学の共生型地域づくりの可能性を開催いたしました。
高知県の集落活動センター第1号が誕生した2012年より今年で5年目に入り、本学が同年より開催しております地域活性化フォーラムも5回目を迎えました。
今回は本学 地域教育研究センター 地域課題研究部会長である田中きよむ(社会福祉学部教授)の基調講演「集落活動センターと地域づくり」で始まり、集落活動センターと大学教員及び学生の関わり方や、シーズ(大学から提供できる貢献内容)及び地域のニーズに応える協力内容等についても触れ、県内18ヶ所ある集落活動センターの中から何件か事例を出しつつ集落活動センターと大学との関わり方がどのような地域づくりを生み出しているのかという講話を致しました。事例の中には学生が地域から要望され、作詞・作曲・振り付けした体操を学生自らが披露し紹介する場面もありました。
その後のパネルディスカッションでは高知県内の集落活動センターで活躍している方々と、高知県中山間地域対策課長をお迎えし集落活動センターの紹介及び現状と、集落活動センターを維持していく課題等にも触れながら、よりよい地域づくりがどのように担えていくのかということを議論いたしました。
ご来場いただいた方の中には集落活動センターに関係ある団体や、地域の方、またこれから立ち上げを考えてらっしゃる方など52名の方のご参加をいただき、フロアーとの質疑応答の場面では、参考意見をもらいたいや経済的な質問内容にいたるまで、地域が抱える課題に対する取り組みと解決の方向性を考えるいい機会となりました。
来年度もより多くの方にご参加いただけるような企画を計画したいと考えております。
田中きよむ 基調講演の様子
学生の参加
パネルディスカッションの様子
会場との質疑応答場面