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第2回目 南海地震に備え、今すべき食支援、非常食・災害食の話

ページID:0005144 更新日:2016年9月13日更新 印刷ページ表示

 

平成28年9月15日19時00分~20時30分 土佐町保健福祉センター あじさいホールにおいて、第2回土佐町・高知県立大学公開講座を開催しました。

「南海地震に備え、今すべき食支援、非常食・災害食の話」をテーマとし、東日本大震災の被災地で、実際に食支援活動を経験した廣内智子氏(高知県立大学健康栄養学部 講師)による、災害時に役立つパッククッキングの実践を取り入れた講演でした。

パッククッキングとは「ビニール袋に食材や調味液を入れて空気を抜き、電気ポットに入れるだけで一度に何種類もの料理が作れる」として、今、大変注目されている調理法です。災害時、ガスや電気が止まっても料理ができるほか、川の水でも調理が可能です。また、調理の際の排水も少なくて済むため、災害時に役立ちます。災害時に温かいものを食べることは、肉体的・精神的にも非常に大切です。だからこそ、缶詰や冷蔵庫にあるものを使い、家庭の味になるべく近いものを作れる「パッククッキング」は、備蓄食と合わせて是非知って頂きたい調理法です。今回のレシピは、「おじや・肉じゃが・さんまと大根の煮物」の3品でした。料理が完成するまでの間、きたるべき南海地震に備え家庭で出来る食品の備えについてお話させて頂きました。

 最後の試食では、電気ポットの故障で煮えていないグループもありましたが、参加者からは「調味料が食材によく染み込んでおり大変美味しい」と感想をいただいて講習会は終了しました。

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