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2023年11月19日、国際交流クラブバスハイクを開催し、留学生8名(イタリア1名、韓国1名、中国2名、台湾4名)と国際交流クラブの日本人学生9名が参加しました。
今回は、高知県安芸市にある伊尾木洞、安芸郡田野町の田野町完全天日塩製塩体験施設での採塩体験、室戸市にあるむろと廃校水族館への訪問という行程です。
最初に訪問した伊尾木洞は周辺が海だった頃、波の浸食によりできた天然の海食洞で、コンクリートの道から一歩踏み出すと、まるで数万年前の時代にタイムスリップしたかのような景色が目に飛び込んできます。高さは約5m。幅は約4mで全長は約40mほど。また壁一面が40種類ほどのシダ植物に覆われています。学生らは、ひんやりとした空気の中、自然を感じながら少し険しい道を進んで散策を楽しみました。
次に訪問した田野町完全天日塩製塩体験施設では、天日塩ができるまでの過程を製塩施設を見学しながら説明していただき、夏には中の温度が70度近くになる製塩ハウスで採塩体験をしました。学生たちは天日塩づくりの大変さを実感しながら楽しんで採塩をしていました。また採塩した塩を脱水させた後は、袋がいっぱいになるまで塩を詰めてお土産としていただきました。
お昼ごはんは室戸市にある室玄さんでいただきました。ボリューム満点で学生たちもお腹いっぱい食べました。
最後に訪問したむろと廃校水族館は、旧室戸市立椎名小学校(2006年廃校)を改修して、2018年4月に開校した水族館で、学生たちは廃校水族館ならではの展示などを楽しんでいました。また水槽の魚に餌をあげたり、プールに泳ぐ亀を写真に収めたり、ぬいぐるみが当たるくじを引いたりと日本人学生も留学生も満喫していました。