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平成24年度(2012年度)留学報告1 (北京联合大学旅游学院)


留学(研修)レポート

留学中間報告(北京联合大学旅游学院)

文化学部3回生
古林樹子

 私が留学している北京連合大学旅遊学院は、近くに地下鉄やバスの駅もあり、イトーヨーカドーも、安いスーパーも、さらに安い市場もあるので、とても便利です。
 まず北京に来て一番嬉しかったことは、ご飯が美味しい!さすが世界4大料理、北京ダックもすでに3回食べました。
 さらに野菜と果物が、安くて美味しくて種類が豊富。 農薬の問題が気になる方もいるでしょうが、日本人もかつて同様の野菜を食べていましたし、しっかり洗い落としたり、塩水につけたりすれば、大きな問題ではないそうです。 どうしても気になるなら大手のスーパーで無農薬のものも売っています。 私は週に一度市場で野菜を買って自炊をしています。 農家のおばさんとも顔見知りになり、お喋りするのも楽しみの一つです。 食堂でも安く美味しいご飯が食べれますし、近くにレストランもあります。 学校の前にはセブンイレブンがあり、おにぎりも売っていますし、イトーヨーカドーには吉野家もあります。 北京には世界各国の料理が食べれるので、食に困ることはありません。 お腹を壊すことはあるので、正露丸は必須です。

 寮は、まず男女共同ということに驚きました。トイレやシャワールームはもちろん別ですが、最初は慣れませんでした。 今ではみんな男女関係なく仲良しで、誰かの部屋で映画をみたり、ご飯を食べにいったりします。 フランス、アメリカ、ベトナム、ロシア、モンゴル、カザフスタン、韓国、北朝鮮とかなり国際的です。 北京では中国人だけでなく、沢山の外国人と触れ合える機会が沢山あります。 英語を必要とされることも少なくないので、三か国語をマスターしたい方が中国に留学するのはすごく良いと思います。
 寮内には、朝から夕方までは寮母さん/阿姨(アーイー:おばさんという意味)がいて、夕方から朝までは叔叔(シューシュー:おじさんという意味)がいます。  阿姨は本当に親切で、毎日とても綺麗に掃除をしてくれます。(自分の部屋は自分で掃除します。) 叔叔も良い方で、よく部屋に行きお喋りします。中国の文化や習慣、お買い物情報まで沢山のことを教えてくれます。  デモがひどくなったときは「あと1年!あと1年辛抱したらきっとマシになるよ!」と励ましてくれました。 今中国と言えばデモなどの話題が気になるでしょうが、生活上の心配はいりません。 ひどい時は近くの美容院に「日本人お断り」の垂れ幕がかかっていて、かなりショックを受けました。 日本人は乗車させてくれない運転手もいるので、韓国人のふりをしてタクシーにのったこともあります。
 しかし中国の中でも親日と反日に分かれており、周りにいる中国人は本当に良くしてくれます。 中国人学生も良い方ばかりです。学生同士で政治の話はあまりしません。 北朝鮮の子ともとても仲が良いです。北朝鮮のミサイル発射が発表された日の朝、北朝鮮の17歳の男の子が「HSK(漢語水平能力試験)どうだった?」と満面の笑顔で部屋を訪ねてきた時は、とても良い経験をしているなと思いました。

 私自身の目標は、5月にHSK6級に合格してから帰国することです。 今では先生の話も、ある程度の会話も聞き取れるようになれました。 しかしまだまだボキャブラリーが足りず、言いたいことが思うように出てきません。 中国語を学んでると、日本はカタカナを使って、どれだけ簡単に外国語を輸入してきたか思い知らさせます。 たとえばコーラは可乐・ke le)ですし、コーヒーは稀汲(ka fe)と表記されます。 人名、地名などは特に複雑で、漢字だけみると中国語なのか外国語なのか分かりません。 カタカナ言葉はとても便利だと思いました。
 言葉だけに関わらず、「日本」という国を客観的に見れるようになったと思います。 「当たり前」と思っていた些細な行動、習慣すべてが一つの文化なんだと気づきました。 例えば、「今日はどこに行って誰と会うの」という質問も、毎日すると失礼ですよね。 「○○ちゃん(日本人)どこにいったの?」と良く聞かれますが、別に仲が悪いわけではなく、ただ把握していないだけです。 でも「なんで君たち日本人はお互い知らないの?」とベトナム人やアメリカ人の子はいつも不思議がっています。  あと、日本人がシャワーに入った後は、熱いお湯がなくなると言われた時は笑ってしまいました。 街に出てみると、いかに日本の店員さんが丁寧で礼儀正しいか実感すると同時にマニュアル通りで冷たい接客が多いと気づきます。
 中国人の接客は笑顔はなく、一見雑で冷たいように思いますが、店員対客ではなく人間対人間で接してくれる暖かさがあるように思います。 だから日本ではお客様は平等ですが、中国では店員と仲良くなれば得することが多いです。 北京で何度か道に迷いましたが、中国人のお姉さんが目的地までついてきてくれたり、警備員さんやホテルマンが総出で道案内をしてくれたり、この広い異国の地で人の暖かさに触れると、本当に感動します。

 今の中国は本当に面白いです。 想像以上に北京は発展していて、人の考え方も開放的です。 そして毎日慌ただしい感じがします。日本のバブル期もこんな感じだったのでしょうか。 日本を上回っていると思うのは、Wi-fi環境が充実していることです。 学校はもちろん、カフェやファーストフード、大きなデパートならほとんどあります。 外国人の数もとても多く、街はどんどんオシャレに綺麗になっています。 中国の今の勢いを肌で感じれることが、この留学の一番の収穫だと思います。 中国で出会った人も、私は一生忘れないでしょう。 あと半年ありますが、後悔のないよう一日一日を大切にしたいと思います。

留学時の画像

留学時の画像1