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神原教授が「新型コロナウイルス感染症大流行下の水防災に関する国際オンライン会議」に出席しました

ページID:0018181 更新日:2020年8月27日更新 印刷ページ表示

神原教授が「新型コロナウイルス感染症大流行下の水防災に関する国際オンライン会議」に出席しました

 2020年8月20日、本学看護学研究科神原教授が、水と災害に関するハイレベルパネル(HELP)、国連経済社会局(UNDESA)/国連地域開発センター(UNCRD)、アジア開発銀行(ADB)、政策研究大学院大学(GRIPS)などが主催する「新型コロナウイルス感染症大流行下の水防災に関する国際オンライン会議」に出席しました。

 この会議は、世界的に水問題・水災害に関する国連・国際機関・各国・市民社会や民間からの指導者、専門家を招き、広く新型コロナウイルス感染症大流行下の水関連の災害対処について知見を共有し、対処方策に関して議論し、行動と連携の方向性に関する認識共有を図るものです。

 最初に、アンヘル・グリア経済協力開発機構(OECD)事務総長らの基調講演などがありました。「水、災害、新型コロナウィルス感染症の問題に対処する科学技術の役割」と題した科学技術セッションの中で、神原教授は、小山真紀氏(岐阜大学流域圏科学研究センター准教授)、大原美保氏(水災害・リスクマネジメント国際センター水災害研究グループ主任研究員)らとともにCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)流行下における水害発生時の防災・災害対策のガイドラインとヒヤリハット事例などを検討し、発表したことを報告しました。
 また、神原教授は特に専門の災害看護の視点で、COVID対応と災害対応が拮抗して健康の憎悪因子になっていること、九州の各地支援者のヒアリングと人流データを読み合わせて、避難行動と、避難所の中と外で起きていることを述べ、支流レベルの地域レジリエンスの重要性を提言しました。

 

当日は、天皇皇后両陛下もオンラインで聴講されました。両陛下がオンラインの会議に参加されるのは初めてとのことです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200821/k10012576631000.html?fbclid=IwAR0KHC0DuM-j3uLc012zlS9JlzjSny2n9T7KFxZRzcUQBO0UtEe6PvDesLw

 

概要やプログラムは以下のサイトで見ることができます。
「International online conference to address water-related Disaster Risk Reduction (DRR) under the COVID-19 pandemic」
https://www.preventionweb.net/events/view/73229?id=73229

 

HELP webinar_Coping with COVID-19_20200818

オンライン会議の様子

 

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