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神原 咲子 看護学部特任教授が開発に協力した日高村健康管理アプリ「まるけん」の提供が2月14日に開始されました。万歩計機能や健康管理機能などにより住民の健康活動を支援するとともに、地域通貨アプリと連携させることで地域内経済の活性化を目指します。
日高村では2021年度から日本で初めてスマホ普及率100%を目指す「村まるごとデジタル化事業」に取り組んでおり、本学は2021 年6 月30 日に日高村、KDDI 総合研究所、高知県立大学の産官学連携による3 者共同研究契約を締結し、2022 年3 月31 日まで共同研究を行ってきました。本研究では神原特任教授が研究代表者となり、看護学研究科の大学院生も参画して、スマホを初めて持つ地域住民の課題やニーズ調査を実施し、調査で得られた知見を日高村のまちづくりに還元する目的で行いました。また、村民を対象とした説明会やワークショップ、シンポジウムを開催し、スマホのアクティブ率を高めるためのアクションプランの作成も行いました。この事業の一環として、スマホアプリを活用した健康事業を実施していましたが、2022年6月にアプリのサービス終了に伴い健康事業は一旦終了となりました。
ただし、ヘルスケアアプリを利用していた住民約600人にアンケートを実施したところ、事業継続を望む声が多かったため、独自のアプリ開発に取り組みました。
神原特任教授は今後も、日高村でフィールドワークを続け、地域の防災・健康向上の看護研究を行う予定です。
【アプリアイコン】
【アプリ画面】
※詳細は日高村ニュースリリース「日高村健康アプリまるけんがサービス提供開始」 (PDFファイル:1.12MB)をご覧ください。