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第22回学際的交流サロンでは、地域教育研究センターの清原泰治センター長が「高知県立大学の域学共生」というテーマで発表を行いました。
本学が地域志向の大学「県民大学」を目標として掲げたことから、学生の地域での主体的な活動「立志社中」、そして理念「域学共生~大学が地域を変え、地域が大学を変える~」を掲げるに至った経緯などについて詳しく紹介されました。
また、平成27年度から開始された全学必修の「地域学実習」では、学生と地域住民が様々な課題について主体的に「自分事」として考えるように変わっていく姿が紹介されました。一方、「立志社中」では、昨年度はコロナ禍で学生が地域に入り地域住民と直接触れ合って活動することができませんでした。しかし学生は地域の方と交換日記をしたり、何らかの工夫をして地域の方との交流を継続していました。地域学実習や立志社中の活動で得たことはすべて学生の学びに活かされています。
「地域-教育-研究」のそれぞれの活動が連関してはじめて大学が力を発揮できます。学生・教職員に「域学共生」の理念をさらに広く染み込ませ、教職員や学生の枠を越えて「域学共生」の活動を継続・発展させていきたいと思います。
【 参加者数 : 合計 71名(Zoom、発表者含む) 】