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【開催報告】 第27回学際的交流サロン

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年2月16日更新

 第27回学際的交流サロンでは、看護学部の嶋岡暢希准教授が「子どもを産み育てる親を支える看護 ~乳児期の子どもを育てる親のMasteryに関する研究~」というテーマで発表を行いました。今回のテーマであるMasteryとは、「ストレスに満ちている状況、または困難な状況を乗り越えることや、それに対応することで適応能、統制能、支配能を獲得している人間の反応」「苦しみには意味があり、耐えられるとの展望を得ること」と定義されています。今回は生後1~2か月の乳児を育てる母親のMasteryを明らかにすることを目的としました。

 結果として、35歳以上の比較的年齢が高い高年初産婦は、出産・育児の体の疲労が大きいにも関わらず、周囲への気遣いができるが故に、自分の辛さや要望を周囲に伝えることができず、子育てや家事を一人で背負いこみ、さらに心身の負担が増大していく傾向にありました。また育児・家事は女性が担うという意識を変え、夫婦がお互いに子育てや生活をサポートし合うことで、母親のMasteryは促進されるということが分かりました。

 高年初産婦が増え、家族の形も多様化している社会の状況も考慮し、今後は母親だけでなく父親にも働きかけ、夫婦主体での子育てを促進する看護支援、家族の生活と育児をつなげ家族全体で課題解決に取り組み、家族として成長していく看護支援が必要であることが分かりました。

【 参加者数 : 合計 52名(Zoom、発表者含む) 】

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