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【開催報告】 第30回学際的交流サロン

ページID:0016576 更新日:2022年10月12日更新 印刷ページ表示

 第30回学際的交流サロンでは、文化学部の金澤俊吾准教授が「コーパスに見る新たな英語表現--形容詞表現を中心に」というテーマで発表を行いました。調べたい表現(キーワード)が含まれる例文が検索できるデータベース:コーパスを用いて、新たな英語表現を見出す研究について発表されました。

 コーパス利用による英語研究への貢献としては、表現の通時的変化や歴史的変化、表現の多様性を捉えることができること、言語の実際の使用頻度に基づく分析など客観的データが得られること、英語学や他分野の研究に広く応用ができることが挙げられました。また、発達段階に応じた子どもの言語の使い方などについてもコーパスを用いて研究を行うことができます。

 日本語も同様だと思いますが、言葉をデータベース化することによって、今使われている、生きている言語を数値的・客観的に捉えることができ、常に変化をしている「言葉」について新たな表現が形成されるメカニズムについて発表を聞くことができました。

【 参加者数 : 合計 39名(Zoom、発表者含む) 】

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