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職位 | 教授 | |
役職 | ||
所属 | 文化学部 文化学科、大学院 人間生活学研究科 博士前期課程 | |
教員紹介 | 日本語学研究室の演習では、地域言語を「文化環境」との関わりの中で調査研究することを目標として、フィールドワークによって得られた言語資料を基に、発表と討論を行っています。演習の内容は、たとえば、最近話題になっている「若者語」の実態調査を行い、社会言語学の視点から分析し、調査結果について発表したり、物部川や四万十川流域圏の民俗語彙、民具の方言呼称、民話などについて、文化環境言語学の視点から調査・分析し、発表しています。 4回生の卒業研究の調査内容についても、演習の発表と討論の中に盛り込んでいますので、先輩の研究について直に触れることができます。日本語諸方言の意味論的研究、方言モダリティの語用論的研究、土佐ことばの文化言語学的研究、言語とジェンダーに関する社会言語学的研究、若者語に関する社会言語学的研究など、テーマは多岐にわたっています。 私たちと一緒に、日本語を探検しましょう!! |
学位 | 教育学修士(鳴門教育大学大学院、1987年) |
学歴・職歴 |
【学歴】 【職歴】 |
専門分野 | 日本語学・社会言語学 |
所属学会 |
日本語学会 |
・地域言語のモダリティ研究
・流域圏の文化環境言語学的研究を応用した地域づくりとコミュニケーションの活性化
・焼畑にまつわる「民具の方言呼称」の調査
・東アジアにおける「琉球・アイヌ・ヤマト」の文化と言語の比較
・地域言語を社会言語学・認知言語学・文化環境言語学などの学際的領域からアプローチして探求する。
・土佐ことばを言語学・民俗学・社会学などから総合的に探求する。
・土佐ことば学(音韻論・文法論・語源論)
・琉球語・アイヌ語・ヤマト語の比較言語学
・日本語の形成論(ルーツ論からルート論へ)
・焼畑などの日本文化論
・新しい日本語の社会言語学的アプローチ
・土佐ことば・琉球語・アイヌ語・ヤマト語
・日本語の形成・焼畑と流域圏の暮らし
・日系人のことば ・新しい日本語
・「高知市方言の文末モダリティ形式『ニカーラン』と文末詞・転成文末詞による接続文に関する語用論的考察」、『語文と教育』第36号、pp. 50-78 (2022)、鳴門教育大学国語教育学会
・「高知市方言文末詞『ヨ』『ネヤ』『ネー』『ヨネヤ』『ヨネー』の語用論的考察」、『高知県立大学文化論叢』第10号 記念号、pp. 55-80 (2022)、高知県立大学文化学部
・「高知市方言文末詞『ゼ』『ゼヨ』『ヨ』『ゾネ』の語用論的考察」、『Humanismus』第33号、pp. 58-88 (2022)、高知県立大学Humanismus編集委員会
・「日本語モダリティにおける『可能』の位置づけについて」、『比較日本文化学研究』第15号、pp. 185-207 (2022)、広島大学大学院人間社会科学研究科人文学プログラム総合人間学分野
・「高知市方言の言いさし文における転成文末詞「キニ」「ケンド」の語用論的考察」、『語文と教育』第35号、pp. 46-69 (2021)、鳴門教育大学国語教育学会
・「高知市方言文末詞「ゼ」「ゼヨ」の意味論的考察」、『語文と教育』第34号、pp. 99-120 (2020)、鳴門教育大学国語教育学会
・「『大島筆記』に記された琉球語、『大島筆記』にみる琉球船漂着者の「聞書」世界-翻刻と研究-」、pp. 415-451 (2020)、勉誠出版
・「高知県長岡郡大豊町岩原と香美市物部町別府の民話-民話分類の再考-」、『高知県立大学文化論叢』第8号、pp. 15-30 (2020)、高知県立大学文化学部
・「日本語モダリティ記述の問題点と課題-方言モダリティの体系的記述をめざして-」、『Humanismus』第31号、pp. 2-15 (2020)、高知県立大学Humanismus編集委員会
・「琉球語系統論の再考」、『高知県立大学文化論叢』第5号、pp. 1-19 (2017)、高知県立大学文化学部
・「琉球における空間認識に関する言語文化論-「青」の世界と「イノー」の思考」、『高知県立大学紀要 文化学部編』第66巻、pp. 33-50 (2017)、高知県立大学
・安芸市 奈比賀文化史(編著)、安芸市(2020)
・土佐ことば(高知県方言)、『大学的高知ガイド-こだわりの歩き方』、pp. 59-69、昭和堂、東京(2019)
・奥ものべ庄谷相・拓の暮らしとことば(編著)、高知県立大学文化学部 to The Next (2016)
・三原村および周辺地域の民俗・言語地図(共著)、高知県立大学地域教育研究センター (2015)
・研究課題:琉球・沖縄文化とアイヌ文化の比較研究-ヤマト文化を媒介として
研究種目:基盤研究(B)
研究期間:2004年-2007年
代表者 :吉成 直樹 法政大学 沖縄文化研究所 教授
分担者 :永瀬 克己 法政大学 デザイン工学部 教授
藤井 貞和 立正大学 文学部 教授
橋尾 直和 高知女子大学 文化学部 准教授
谷本 晃久 北海道教育大学 札幌・教育学部 准教授
島村 幸一 立正大学 文学部 准教授
安江 孝司 法政大学 法学部 教授
本田 優子 札幌大学 文化学部 助教授
佐々木 利和 文化庁 文化財部美術学芸課 主任調査官
・研究課題:消滅に瀕した高知県限界集落方言の緊急調査研究
研究種目:特定領域研究
研究期間:2001年-2002年
代表者 :橋尾 直和 高知女子大学 文化学部 助教授
分担者 :梅野 光興 高知県歴史民俗資料館 主任学芸員
坂本 正夫 高知県歴史民俗資料館 館長
五百蔵 高浩 高知女子大学 文化学部 助教授
・研究課題:琉球語のテンス・アスペクトに関する認知意味論的研究
研究種目:奨励研究(A)
研究期間:1994年
代表者 :橋尾 直和 高知女子大学 文学部 助教授
・2021年 エクセレントスチューデントスカラシップ・令和3年度成績優秀学生(広島大学)
・2010年 功労賞・貢献賞 (四万十・流域圏学会)
・2007年 第6回むらの伝統文化顕彰:都市農山漁村交流活性化機構理事賞(焼畑による山おこしの会「伝統的 焼畑農法の復興活動」: 都市農山漁村交流活性化機構)
・1995年 第16回沖縄タイムス出版文化賞特別賞(『浦添・小湾方言辞典』:沖縄タイムス社)
・1993年 1992年度理論言語学賞(「伊江島方言のテンス・アスペクト」:東京言語研究所)
・2022年4月- 『高知県史』編さん編集委員(資料編「ことばと伝承」担当)
・おうちで健康長寿体験型セミナー「土佐ことばで脳トレ‼ おうちで健康長寿」
・講演・シンポジウム「民話について考える-言語文化の視座から-」(2018・2019年度高知県立大学「戦略的研究推進プロジェクト」成果報告)
・三原村民具調査(三原村教育委員会・高知県立歴史民俗資料館との連携事業)
・東洋町民具調査(東洋町教育委員会・高知県立歴史民俗資料館との連携事業)
・『安芸市 奈比賀文化史』編集
・みづき防災会委員
・高知市文化財保護審議委員
・クロスワードパズル「Karoyan」ギネス認定立証人
・NHK総合番組「ヒストリア」、Tbsドラマ「Jin-仁-」、映画「サムライせんせい」の土佐弁監修
・土佐歴史資料研究会(理事)
・豊永郷民俗資料館(建設委員)
・いざなぎ流と物部川流域の文化を考える会(理事)
・エンコウ祭調査委員会(副委員長)
・物部庄谷相・拓の歴史と文化を考える会(副会長)
・流域圏学会(理事)
・リカレント講座
・県民開放授業
・生涯老人大学講座
・高知シルバー大学講座
・安芸シルバー短期大学講座
・公開講座「夜學」
・高知県文化人材育成プログラム
・高校生のための文化学講座
・「龍馬・土佐弁かるた」で脳トレ
・明徳義塾サマースクール
・土佐塾高等学校ワンデーセミナー
・高齢者教室(高知市文化振興事業団)
・ふるさと発見講座(高知県国際交流協会)
・土佐異界談義(総合研究大学院大学公開講演)
・土佐人の知らない土佐弁講座(高知新聞)
・日本テレビ番組「秘密のケンミンShow」(土佐弁解説)
・Tbs番組「世にも不思議なランキングなんで?なんで?なんで?」(土佐弁解説)
・カーニバル00 in 高知「土佐で 語ろう!文字と女と日本の話」(土佐弁解説)