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井上 次夫(研究者情報)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月28日更新

井上 次夫  INOUE Tsugio

職位 教授
役職 教務委員長(文化学部)、教員免許状更新講習実施部会長
所属 文化学部 文化学科
教員紹介

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  井上次夫先生 

大学生や社会人に求められる能力の一つに言語コミュニケーション能力があります。「話す」「書く」ことによって表現し、伝達する能力です。
日常生活の中で誤って聞かれたり読まれたりするのは、一つには受ける側の理解不足や不注意が原因ですが、他方では伝達する側の拙さ・不注意が原因の場合も多くあります。例えば、話し言葉ではあいまいな発音、かぼそい声、早口などですし、書き言葉ではあいまいな表現、読みにくい文字、誤字などが考えられます。しかし、実は、いずれも表現し伝達する側の、受ける側に対する配慮に欠ける「一方的な自己表現」が大きな原因であることを自覚しなければなりません。いくら自分では表現し伝達したつもりでも、結果として誤解され、伝達されなかった場合に困るのは、結局は伝達した側になるからです。
では、どのようにすれば正しく効果的に表現したり伝達したりする能力が身に付けられるのでしょうか。それは、表現し伝達するうえで持たなければならない精神、つまり「相手への配慮」の問題について認識することから始まります。
このようなことに興味のある皆さん、中学・高校の国語教員を目指す皆さん、その精神の問題と日本語表現との関係について本学で私と一緒に追究してみませんか。

研究者略歴

学位 修士(言語・文化学) (大阪外国語大学、1998年)
学歴・職歴

【学歴】
1998年 大阪外国語大学大学院 外国語学研究科 日本語学専攻 修士課程 修了

【職歴】
1982年~2001年 奈良県立高等学校教諭
1991年9月~1993年8月 中華人民共和国東北林業大学外語系文教専家
2001年~2013年 国立小山工業高等専門学校一般科:
          2001年 助教授、2007年 准教授、2010年 教授
          2003年5月~2004年2月 筑波大学大学院文芸・言語研究科
                      (文部科学省派遣内地研究員)
2013年~2015年 国立高等専門学校機構奈良工業高等専門学校一般教科 教授
         (人事交流派遣教員)
2015年より現職 高知県立大学文化学部 教授

専門分野 日本語学、国語教育学
所属学会

日本語学会
日本語文法学会
全国大学国語教育学会
日本国語教育学会
日本語教育学会
専門日本語教育学会
奈良教育大学国文学会
大阪大学言語社会学会

研究SEEDS

研究テーマ

・言語教育における日本語学の応用研究
​・オンライン授業、ICT活用指導力

研究概要

・国語教育、日本語教育における言語事項の知識・技能の効果的な指導法について
 オンライン授業、ICT活用指導力の観点から実践的研究を行っている。

相談可能な領域

国語力、日本語力、文章表現、漢字検定、日本語検定

キーワード

日本語学、国語教育、日本語教育、学習指導、教材開発、オンライン授業、ICT活用

研究業績

主要研究論文

・井上 次夫:『伊勢物語』23段の教材研究(2)-本文の注釈と論点の分析、高知県立大学紀要 文化学部編、
 70巻、pp. 1-19(2021年)

・井上 次夫:『伊勢物語』23段の教材研究(1)-本文の注釈と論点の分析、高知県立大学紀要 文化学部編、
 69巻、pp. 1-16(2020年)

・井上 次夫:伝統的な言語文化としての古典(古文)教育の新展開-「いま・ここ・我が事」に引き寄せる学習、
 高知県立大学文化論叢、8号、pp. 74-88(2020年)

・井上 次夫:コーパスによる語史と現代語誌 起きる・起こる(生じる・生ずる)、日本語学、明治書院(2020年)

・井上 次夫:発生動詞の位相分析-起きる・起こる・生じる・生ずる-、高知県立大学紀要 文化学部編、
 68巻、pp. 37-50(2019年)

・井上 次夫:『目』や『眼』を含むことばから見えてくるもの、aromatia、27巻5号(149)、
 フレグランスジャーナル、pp. 36-38(2019年)

・井上 次夫:語彙の多様性と難易度から見た意見文の分析-中国・韓国の日本語学習者と日本人大学生を例に-、
 高知県立大学紀要 文化学部編、67巻、pp. 29-42(2018年)

・井上 次夫:国語教材における図版類の活用-理解補助から読解指導へ、高知県立大学紀要 文化学部編、66巻、
 pp. 1-15 (2017年)

・井上 次夫:傾向を表す接尾辞の分析-ガチとギミ(再考)-、高知県立大学 文化論叢、4号、pp. 21-40(2016年)

・井上 次夫:文末のタ形重複が表す『さし迫った要求』-アスペクトのムード化-、高知県立大学紀要 文化学部編、
 65巻、pp. 1-15(2016年)

・柴崎 秀子、時本 真吾、小野 雄一、井上 次夫、玉岡 賀津雄:English Reading Comprehension by Japanese
 High School Students : Structucal Equation Modeling including Working Memory and L1 Literacy、
 Open Journal of Modern Linguistics、pp. 443-458(2015年) 

・井上 次夫:発話行為における『発話態度』、奈良工業高等専門学校研究紀要、50号、pp. 12-17(2015年)

主な著書

・ 編著:『次世代に伝えたい新しい古典-「令和」の言語文化の享受と継承に向けて』、武蔵野書院(2020年)

・ 共著:『大学的高知ガイド-こだわりの歩き方』、昭和堂(2019年)

科学研究費

・研究課題:日本語コーパスと内省に基づく論述文語彙指導のためのWeb教材開発とその評価 研究代表者
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2013-04-01 – 2017-03-31
 代表者 :井上 次夫  高知県立大学 文化学部 教授
 分担者 :中村 篤人  奈良工業高等専門学校 講師

・研究課題:母語の読解と第二言語読解の関係についての多角的研究
 研究種目:基盤研究(B)
 研究期間:2011-04-01 – 2015-03-31
 代表者 :柴崎 秀子  長岡技術科学大学 工学(系)研究科(研究院) 教授
 分担者 :玉岡 賀津雄  名古屋大学 大学院国際文化研究科 教授
      牧岡 省吾  大阪府立大学 大学院人間社会学部 教授
      時本 真吾  目白大学 外国学部 教授
      井上 次夫  高知県立大学 文化学部文化学科 教授
      小野 雄一  筑波大学 人文社会科学研究系 助教

競争的資金等

・2018~2019年 高知県立大学戦略的研究推進プロジェクト
         「言語文化教育としての「民話」を活用した学術的・国際的な地域還元型教育」  

主な受賞歴

・2013年3月 高専教育論文賞
・2012年8月 優秀ポスター賞(全国高専教育研究フォーラム)
・2012年8月 優秀発表賞(全国高専教育研究フォーラム)
・2010年8月 文部科学大臣賞(文部科学省・全国高専教員研究集会講演論文)

主な社会貢献

・2015年度~現在 高知県立大学教員免許状更新講習講師Ⅰ
・2015年度~現在 高知県立大学教員免許状更新講習講師Ⅱ
・2020年度 全国高等学校総合文化祭(2020こうち総文)弁論部門審査員長
​・2019年度 全国高等学校総合文化祭(2020こうち総文)弁論部門プレ大会審査委員長
​・2017~2018年度 高知県高校生伝えるチカラ選手権弁論部門審査委員会委員長
・2016年度 高知県教職員資質・指導力審査委員会評価委員長
・2015年度 高知県学習問題(国語)作成委託業務に関するプロポーザル審査委員会委員長
・高校生のための文化講座(文化学部)