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【研究者情報】 加藤 由衣

ページID:0017228 更新日:2024年1月5日更新 印刷ページ表示

加藤 由衣  Yui Kato 

職位 講師      加藤先生
役職  
所属 社会福祉学部 社会福祉学科

研究者略歴

学位 博士(福祉社会学)(京都府立大学、2013年)
学歴・職歴

【学歴】
 2005年 京都府立大学 福祉社会学部 卒業
 2007年 京都府立大学大学院 福祉社会学研究科 博士前期課程 修了
 2010年 京都府立大学大学院 福祉社会学研究科 博士後期課程 単位取得認定退学

【職歴】
 2010年 京都府立大学 福祉社会学部 研究員
 2011年 高知県立大学 社会福祉学部 助教を経て、2019年から現職

専門分野 ソーシャルワーク
所属学会

日本社会福祉学会
日本ソーシャルワーク学会
日本学校ソーシャルワーク学会

研究SEEDS

研究テーマ

・ソーシャルワークにおける省察的実践の研究

・ソーシャルワークの教育実践研究

・スクールソーシャルワークの実践方法の研究

研究概要

 ソーシャルワーカーが生涯をとおして学び、実践力を高めていくことができるような実践システムや教育システムの構築にむけて、ソーシャルワーカーの実践スタイルの確立やそれを促進する教育方法の研究を行っている。なかでも現在の研究では、省察的実践を志向した実践方法や省察的実践を促進する省察ツールの開発に取り組んでいる。

 また現在は、スクールソーシャルワークの領域に焦点化し、子どもや家庭を取り巻く困難さやスクールソーシャルワーカーの実践方法の研究を進めている。

相談可能な領域

・ソーシャルワーク教育 (養成教育・現任教育) の方法について

・スクールソーシャルワーク実践・教育について

キーワード

 ソーシャルワーク支援過程、ソーシャルワーク教育、スーパービジョン、省察的実践、スクールソーシャルワーク

関連SDGs (関連性の高い順)

 SDGs1 SDGs3 SDGs16

研究業績

主要研究論文等

・西梅 幸治、加藤 由衣:「地域共生社会の実現に向けたジェネラル・ソーシャルワークの意義と展開課題」、
『高知県立大学紀要 社会福祉学部編』第72号、pp. 1-14 (2023)

・加藤 由衣:「新たな社会福祉士養成カリキュラムに関する一考察―国際的動向をふまえたクリティカルな視点からの課題―」、
『高知県立大学紀要 社会福祉学部編』第71巻,pp.79-93 (2022)

・加藤 由衣、西梅 幸治、山口 真里:「ソーシャルワーク実習教育における学生のコンピテンス涵養の意義と課題―実習を経験した学生へのグループインタビューの分析から―」、『中国・四国社会福祉研究』第9号、日本社会福祉学会中国四国部会、pp. 17-30 (2022)

・加藤 由衣:「ソーシャルワークにおける省察的実践支援ツールの構成指標の検討」、『高知県立大学紀要 社会福祉学部編』第70巻、pp. 45-59 (2021)

・西梅 幸治、加藤 由衣:「スクールソーシャルワークにおけるストレングス・アセスメント指標の構造」、
『高知県立大学紀要 社会福祉学部編』第69巻、pp. 1-13 (2020)

・加藤 由衣:「省察的実践の実践モデル構築に関する一考察-ソーシャルワーク実践の構成要素からの検討-」、
『高知県立大学紀要 社会福祉学部編』第68巻、pp. 56-69 (2019)

・加藤 由衣:「省察的実践を促進するスーパービジョン機能の検討-スクールソ-シャルワーク実践に特化して-」、
『高知県立大学紀要 社会福祉学部編』第67巻、pp. 57-71 (2018)

・山口 真里、西梅 幸治、加藤 由衣:「コンピテンスを涵養する実習スーパービジョン-ソーシャルワーク教育におけるコンピテンス概念の検討をとおして-」、『広島国際大学医療福祉学科紀要』第14号、pp. 29-44 (2018)

・山口 真里、加藤 由衣、西梅 幸治:「ソーシャルワーク教育における実習スーパービジョンの意義と課題-スーパービジョン過程での
省察に焦点を当てて-」、『広島国際大学医療福祉学科紀要』第13号、pp. 41-55 (2017)

・加藤 由衣:「スクールソーシャルワークにおける省察的実践の意義-省察的実践の特性分析から-」、
『高知県立大学紀要 社会福祉学部編』第65巻、pp. 43-57 (2016)

科学研究費

・研究課題:省察ツールを活用したソーシャルワークにおける省察的実践家の熟達モデルの開発​ 研究代表者
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2023年4月 – 2026年3月
 代表者 :加藤 由衣 高知県立大学 社会福祉学部 講師

・研究課題:省察的実践の理論に基づくソーシャルワーク実践方法と省察ツールの開発 研究代表者
 研究種目:若手研究
 研究期間:2018年4月 – 2024年3月
 代表者 :加藤 由衣 高知県立大学 社会福祉学部 講師

・研究課題:日本式ソーシャルワーカー教育プログラムの発信―中国・韓国・台湾を中心に―
 研究種目:挑戦的萌芽研究
 研究期間:2016年4月 – 2019年3月
 代表者 :中村 佐織 京都府立大学 公共政策学部 教授
 分担者 :齊藤 順子 淑徳大学 総合福祉学部 教授
      西梅 幸治 高知県立大学 社会福祉学部 准教授
      加藤 由衣 高知県立大学 社会福祉学部 助教
      河野 高志 福岡県立大学 人間社会学部 講師

・研究課題:ハイリスクな状態にある利用者システムへのコンピテンス志向実践過程支援モデルの研究
 研究種目:基盤研究(B)
 研究期間:2015年4月 – 2018年3月
 代表者 :丸山 裕子 高知県立大学 社会福祉学部 教授
 分担者 :中村 佐織 京都府立大学 公共政策学部 教授
      安井 理夫 関西福祉科学大学 社会福祉学部 教授
      伊藤 佳代子 別府大学短期大学部 その他部局等 教授 
      西内 章  高知県立大学 社会福祉学部 准教授
      西梅 幸治 高知県立大学 社会福祉学部 准教授 
      加藤 由衣 高知県立大学 社会福祉学部 助教
      河野 高志 福岡県立大学 人間社会学部 講師

・研究課題:省察的実践を志向したスクールソーシャルワーク現任教育方法の研究 研究代表者
 研究種目:若手研究(B)
 研究期間:2015年4月 – 2018年3月
 代表者 :加藤 由衣 高知県立大学 社会福祉学部 助教

主な著書

・加藤 由衣:「第10章 実践フィールドでの構想展開 1 高度専門教育フィールドでのトレーニング(教育)、
2 実践フィールドでのトレーニング(支持)(pp. 123-129)、第12章 スーパービジョンと支援ツール 
1 自己点検と評価、2 効果測定とフィードバック(pp. 147-153)」、太田 義弘、中村 佐織、安井 理夫編、
『高度専門職業としてのソーシャルワーク-理論・構想・方法・実践の科学的統合化-』、光生館、東京(2017)

主な社会貢献

・高知県子どもの環境づくり推進委員会委員
・南国市教育委員会スクールソーシャルワーカー
・高知県社会福祉士会理事

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