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職位 | 准教授 | |
役職 | ||
所属 | 健康長寿研究センター | |
教員紹介 |
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集中治療室CCU、急性期病棟における看護ケア、在宅療養者の看護ケア、地域における保健師活動を経て、個人の主体性を尊重し日常生活の機会を拡げることこそが看護実践の強みであると考え、その定式化をテーマに研究に取り組んでいます。 |
活動紹介 | その人らしい充実した生活の機会を捉えるために厚生経済学のケイパビリティ・アプローチを用い、学問分野の垣根を超えて経済学と看護学の理論融合と実証方法の構築を手がけています。 | |
メッセージ | 時代の変遷を経て、"Do for a patient"から"Be with the patient"へと看護の視点が変わってきました。目の前にいる患者を一人の個人として捉え、その人らしい充実した生活が送れるように、その人の状態を向上させ活動の機会を整え、主体性の発揮を支援するところに看護の意義と使命があります。 |
学位 | 博士(経済学)(一橋大学、2021年) 修士(公衆衛生学・健康経済学)(ウメオ大学、2009年) |
学歴・職歴 |
【学歴】 【職歴】 |
専門分野 | 健康経済学、医療情報学 |
所属学会 |
医療経済学会 |
・ケイパビリティを情報的基礎とする健康・厚生・経済評価指標の構築
・労働者のウェル・ビーイングの向上と健康経営
・個人のウェル・ビーイング向上に資する看護サービスの評価
・厚生経済学理論およびケイパビリティ・アプローチの医学・看護学への応用
・看護サービスの厚生経済学的評価
・地域・職域における個人の厚生評価
・健康政策をめぐる社会状態の評価
・地域・職域における個人のウェル・ビーイング評価
・健康政策をめぐる経済評価
ケイパビリティ、ウェル・ビーイング、効率性と衡平性、社会状態の評価
・神林 龍、後藤 玲子、小林 秀行、王 薈琳:「外出・在宅活動へのケイパビリティ・アプローチの応用の試み(2)-『A市外出に関する調査』より 」、『経済研究』73巻3号、pp. 225-253 (2022)
・神林 龍、後藤 玲子、小林 秀行:「外出・在宅活動へのケイパビリティ・アプローチの応用の試み;『A市高齢者・しょうがいしゃの外出に関する調査』より」、『経済研究』71巻3号、pp. 209-236 (2020)
・後藤 玲子、小林 秀行:「潜在能力アプローチに基づく医療サービスの測定と評価」、『経済研究』69巻1号、pp. 75-92 (2018)
・Kobayashi H, Kanda K: Patient perception of nursing service quality; an applied model of Donabedian's structure-process-outcome approach theory, Scandinavian Journal of Caring Sciences vol. 25, no. 3, pp. 419-425 (2011)
・Kobayashi H, Gotoh R: Measuring the independence of “dependent” persons based on the capability approach,In: Comim F, Anand PB, Fennell A (eds): Social Choice, Agency, Inclusiveness and Capabilities, Cambridge:Cambridge University Press, in press
・小林 秀行:「スウェーデンの保健医療と女性のケイパビリティ」In: 宇佐見 耕一ら 編:『 世界の社会福祉年鑑 2014 (2015年版・第14集)』、旬報社、pp. 27-40(2014)
・ 小林 秀行、菅田 勝也:「患者の経験に着眼した看護サービスの質評価」In: 菅田勝也編:『看護管理に活かすベンチマーキング;看護サービスの質改善のために』、中山書店、pp. 60-75(2012)
・研究課題:臨床看護師とAI技術協同による看護サービス向上への挑戦
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2019年4月 – 2023年3月
代表者 :神徳 和子 帝京大学 公私立大の部局等 助教
分担者 :江口 恵里 宇部フロンティア大学 人間健康学部 助教
山邉 素子 帝京大学 公私立大の部局等 教授
小林 秀行 慶應義塾大学 総合政策学部(藤沢) 特別研究員(PD)
・研究課題:ケイパビリティアプローチに基づく福祉交通システムの実装と調査分析プログラムの構築
研究種目:基盤研究(A)
研究期間:2019年4月 – 2024年3月
代表者 :後藤 玲子 帝京大学 経済学部 教授
分担者 :神林 龍 一橋大学 経済研究所 教授
小塩 隆士 一橋大学 経済研究所 教授
小林 秀行 高知県立大学 看護学部 准教授
王 薈琳 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所 社会労働衛生研究グループ 特定研究業務研究員
・研究課題:ヘルス・ケイパビリティ向上のための看護支援により社会に創出される効果
研究種目:若手研究(B)
研究期間:2011年度
代表者 :小林 秀行 国立国際医療研究センター 基礎看護学 講師
・2012年 公益財団法人日本訪問看護財団 平成24年度訪問看護等在宅ケア研究助成
・2008年 公益財団法人医療科学研究所 第17回研究助成
・2008年 スウェーデン政府奨学金留学生
・1998年 東京大学医学部健康科学・看護学科研究奨励賞