本文
職位 | 教授 |
役職 | |
所属 | 健康栄養学部 健康栄養学科、大学院 人間生活学研究科 |
学位 | 博士(栄養学)(徳島大学、2002年) 修士(栄養学)(徳島大学、1998年) |
学歴・職歴 |
【学歴】 【職歴】 |
専門分野 | 栄養教育、調理科学、食生活 |
所属学会 | 日本栄養・食糧学会(代議員) 日本農芸化学会(2022年まで参与) 日本調理科学会 日本栄養改善学会(評議員) 日本フードファクター学会(評議員) |
・調理・加工過程における食品の機能性ならびに嗜好性の評価
・地域特産物の付加価値化および未利用資源の利活用
・学校における食に関する指導について
地域の食材を対象に、食品を調理・加工した時の食品の栄養性、嗜好性、生体調節機能の変化に関する研究を行っている。また、有害獣鳥肉の食資源としての付加価値化を目的に、捕獲されたシカ肉の未利用・低利用部位の機能性成分の分析や嗜好性を高める調理・加工方法を検討している。さらに、世界無形文化遺産である和食を次世代へ継承する取り組みに参画している。
・調理・加工食品の機能性ならびに嗜好性の評価
・地域特産物の付加価値化
・未利用資源の利活用
・食育関連
調理・加工、食品成分、食品機能、地域特産物、未利用資源、栄養教諭、食育
・Miki Hiemori-Kondo, Yuuki Maekawa, Akiyo Tomino, Honoka Uehara: Mechanism of coloring reaction caused by heating Tutankhamun's peas. Food Chemistry Advances, 3, e100489 (2023)
・前川 優樹、新家 大輔、岡崎 孝博、矢野 靖和、近藤(比江森) 美樹:「ユズ果皮粉末の給餌がキジハタEpinephelus akaaraの脂質酸化に及ぼす影響」、『日本水産学会誌』88巻、pp. 494–502 (2022)
・Miki Hiemori-Kondo, Rena Ueta, Kumiko Nagao: Improving deer meat palatability by treatment with ginger and fermented foods: a deer meat heating study. International Journal of Gastronomy and Food Science 29, 100577, pp. 1-10 (2022)
・Miki Hiemori-Kondo, Daisuke Shinya, Rena Ueta: Development of a quantitative method for analyzing three imidazole dipeptides using high-performance liquid chromatography and its application for meat and fish. Journal of Food Composition and Analysis 106, pp. 1-8 (2022)
・Miki Hiemori-Kondo, Yuuki Maekawa, Honoka Uehara: Identification of the antioxidant compounds in Pisum sativum L. with purple pods and the effect of various cooking methods on their activities. ACS Food Science & Technology 1, pp. 2041-2052 (2021)
・Miki Hiemori-Kondo, Etsuko Morikawa, Michiko Fujikura, Ayuko Nagayasu, and Yuuki Maekawa: Inhibitory effects of
cyanidin-3-O-glucoside in black soybean hull extract on RBL-2H3 cells degranulation and passive cutaneous anaphylaxis reaction in mice. International Immunopharmacology 94, e107394 (2021)
・Miki Hiemori-Kondo: Antioxidant compounds of Petasites japonicus and their preventive effects in chronic diseases: a review. Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition 67(1), pp. 10-18 (2020)
・Miki Hiemori-Kondo and Mika Nii: In vitro and in vivo evaluation of antioxidant activity of Petasites japonicus Maxim. flower buds extracts. Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 84(3), pp. 621-632 (2020)
・近藤 美樹:「古代えんどう豆の調理による抗酸化性の変化と加工食品への応用」、『豆類時報』91巻、pp. 11–17 (2018)
【報告書】
・高橋 啓子、金丸 芳、坂井 真奈美、長尾 久美子、松下 純子、三木 章江、後藤 月江、近藤 美樹、川端 紗也花、宇野 美和子、
武田 珠美:「徳島県の家庭料理 地域の特徴と家庭料理の事例」、『2012~2022年度 次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理研究
総まとめ報告』、pp. 175–178 (2023)
・近藤(比江森)美樹:「アオサノリの食品機能性(栄養性、嗜好性、生体調節)の評価」、『平成29年度 文部科学省選定 徳島文理大学 私立大学研究ブランディング事業「藻類成長因子を用いた海藻栽培技術イノベーション」平成 31年度実績報告書』、pp. 156–158 (2020)
・寺尾純二・下位香代子監修、越坂部奈緒美・榊原啓之・中村宜督・三好規之・室田佳恵子編:『ポリフェノールの科学−基礎化学から
健康機能まで−』、市川陽子・近藤(比江森)美樹、第19章 調理加工による影響、pp.180-188 (2023)、朝倉書店、東京
・中村 宜督、榊原 啓之、室田 佳恵子 編:『エッセンシャル食品化学』、近藤(比江森)美樹、第11章 食品の機能性、pp. 197–223 (2018)、講談社、東京
・奥山 忠政 編:『ジビエ産業読本』、近藤(比江森)美樹、第14章 ジビエの栄養価、pp. 76–81 (2018)、四国ジビエ(株)、松山
・寺尾 純二、村上 明 編:『食べ物と健康 I 食品学総論 食品の成分と機能』(Visual栄養学テキスト) 、近藤(比江森)美樹、
第3章 2. 健康や栄養に関する表示の制度、pp. 130–143(2018)、中山書店、東京
・河内 公恵 編:『調理学』(ステップ・アップ栄養・健康科学シリーズ)、近藤(比江森)美樹、第4章 ビタミン・無機質を多く含む
食品、 pp. 59–81 (2017)、化学同人、東京
・片井 加奈子、川上 貴代、久保田 恵 編:『栄養教育論実習(第2版)』(栄養科学シリーズNEXT)、近藤(比江森)美樹、
第4章 1. 集団栄養教育計画の進め方、pp. 89–94, pp. 143–149 (2017)、講談社、東京
・研究課題:アントシアニン含有「藤野菜」の高付加価値化を目指した研究:色素および機能の解析
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2024年4月 – 2028年3月
代表者 :近藤 美樹 高知県立大学 健康栄養学部 教授
・研究課題:フキの新機能である血糖値上昇抑制作用の解析及び糖尿病対策への活用に向けた基礎研究
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2021年4月 – 2024年3月
代表者 :近藤 美樹 高知県立大学 健康栄養学部 教授
・研究課題:古代エンドウ「ツタンカーメン豆」の調理により生じる着色機構の解明と抗酸化性の解析
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2017年4月 – 2023年3月
代表者 :近藤 美樹 徳島文理大学 人間生活学部 准教授
・研究課題:紫黒米の調理過程で生成するアントシアニンの熱分解物の生体内抗酸化作用に関する研究
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2013年4月 – 2016年3月
代表者 :近藤 美樹 徳島文理大学 人間生活学部 准教授
・研究課題:紫黒米の調理・加工過程におけるアントシアニン成分とその機能性の挙動に関する研究
研究種目:若手研究(B)
研究期間:2010年度 – 2012年度
代表者 :近藤(比江森) 美樹 徳島文理大学 人間生活学部 准教授
【学外】
・受託研究:ゆず果皮給餌によるキジハタ可食部への酸化抑制効果の分析(徳島県、2021年)
・とくしまCOC教育・研究・社会貢献プログラム事業「ジビエの商品開発・品質管理・流通に関する研究」(分担者)(徳島県、
2020年)
・受託研究:ゆず果皮を含む餌で飼育したキジハタのうま味成分等の分析(徳島県、2020年)
・大学・地域連携課題解決フィールドワーク事業「野生鳥獣の食害対策とシカ肉の有効活用への取り組み」(分担者)(徳島県、2019年)
・受託研究:ジビエ倍増モデル整備事業「シカ肉の食資源としての付加価値化に関する研究」(分担者)(徳島県、2018年)
・受託研究:アグリサイエンスゾーン創出事業「高機能性山菜類の機能性成分の探索(高機能性農産物の探索および表示支援)」
(徳島県、2017年)
・受託研究:農林水産オープンイノベーション推進事業「高機能性山菜類の機能性成分の探索の試験研究」(徳島県、2016年)
・豆類振興事業「古代えんどう豆の調理による着色機構の解明と機能性の解析」(日本豆類協会、2016年)
【学内】
・特色ある教育・研究事業「徳島県特産品「藤野菜」のブランド化に向けた研究ー色素成分およびその生理機能の解析ー」
(徳島文理大学、2022年)
・特色ある教育・研究事業「ツタンカーメンエンドウの莢由来アントシアニンの生体抗酸化性の解明」(分担者)(徳島文理大学 、
2022年)
・特色ある教育・研究事業「徳島県特産フキの血糖値上昇抑制成分の同定および糖尿病対策への活用に向けた基盤研究」(徳島文理大学 、2020年)
・特色ある教育・研究事業「シカ肉の熟成方法の確立と野獣資源の有効活用による地域活性化の取り組み」(徳島文理大学、2016年)
・2012年 第7回村川技術奨励賞「アントシアニンに起因する生理活性の効果的な活用技術の確立と機能性食品の開発」
・高知県食育連携推進協議会委員(2023年ー現在に至る)
・高知工業高等専門学校「女子中高生のための理系進路選択支援プログラム」講演会講師(2023年)
・徳島県栄養士会研究教育栄養士協議会副会長(2020年-2022年)
・阿波地美栄魅力発信事業業務に係る委託業者審査会委員長(2020年)
・栄養教諭を対象とした学校給食向けジビエ料理研修会講師(2019年)
・第5回日本ジビエサミットin徳島における講師(2019年)
・阿波ジビエコンソーシアムの高大連携事業における講師(2018年)
・徳島大学医学部非常勤講師(2014年-2021年)
・徳島県国土強靭化地域計画策定検討委員会委員(2014年)