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職位 | 助教 | |
役職 | ||
所属 | 看護学部 看護学科 | |
教員紹介 | ![]() |
生まれも育ちも高知です。高知女子大学を卒業後は高知市内の病院で精神科や内科での病棟勤務を経験後、精神障害を有する方を対象とする訪問看護ステーションで10年ほど勤務しました。その後、高知女子大学大学院CNSコースに進学し、修了後は高知の自治体病院でリエゾンナースとして就職し、2011年にCNSを取得しました。2013年に家族の都合で石川県に引っ越すこととなり、石川県の大学病院で7年半ほどリエゾンナースとして働いていましたが、昨年、子供が手を離れたこともあり、高知に帰ってきました。障害者の社会復帰や就労をめざし、訓練を行う施設で働いておりましたが、令和4年度より母校の精神看護学領域に戻ってきました。 |
活動紹介 | これまで、精神科リエゾンチームのリエゾンナースとして組織を横断的に活動してきました。せん妄に関しては、Delirium Team Approach Program (DELTAプログラム)の導入から実践に携わってきました。せん妄は患者さんの苦痛だけでなく、医療事故や身体拘束などの倫理的な課題が潜在しています。そのため、看護師や医療スタッフはストレスや葛藤を抱えやすく、個別相談やメンタルヘルス支援も行ってきました。 | |
メッセージ | ぽかぽか(時にはジリジリ)の太陽、まぶしいばかりの青い空と海、太陽のように明るく豪快な人が多い高知が大好きです。そんな気候や人々を感じながら、朝晩、犬と散歩するのが日課です。 |
学位 | 修士(看護学)(高知女子大学、2011年) |
学歴・職歴 |
【学歴】 【職歴】 |
専門分野 | 精神看護学 |
所属学会 |
日本看護科学学会 |
一般病床に入院した患者のせん妄ケア
一般病床に入院した患者のせん妄予防の取り組みに関し、看護師が介入できる方策について研究を行っている。
・一般病床で療養する方の精神的ケア
・看護者のメンタルヘルス
・精神障がい者への訪問看護
精神看護、精神障がい者、リエゾン
・Yuri Nakai, Hisao Nakai: Evaluation of Everyday Living Areas for Deinstitutionalized Community-Living People with
Mental Illness. Challenges 2023, 14, 30.
https://www.mdpi.com/2078-1547/14/3/30
・Yuri Nakai, Yusuke Nitta, Reiko Hashimoto: Intervention of Coodination by Liaison Nurse Where Ward Staff Struggled to
Establish a Therapeutic Relationship with a Patient Because of Failure to Recognize Delirium: A Case Study,
Healthcare 10(7) 1335 (2022)
https://doi.org/10.3390/healthcare10071335
・新田 佑輔、中井 有里、川崎 康弘:「金沢医科大学病院における精神科リエゾン医療のニーズについての検討」、
『北陸神経精神医学雑誌』 30、pp. 31-35 (2016)
・中井 有里、畦地 博子:「孤立状態にある利用者に対する精神科訪問看護師の対人関係拡大への介入」、
『高知女子大学看護学会誌』38(1)、pp. 53-60 (2012)
・研究課題:せん妄を誘発する環境要因と予防のための病棟環境整備ガイドラインに関する基礎的研究
研究種目:研究活動スタート支援
研究期間:2022年8月31日-2024年3月
代表者 :中井 有里 高知県立大学 看護学部 助教
・武井 麻子著:『系統看護学講座 専門分野II 精神看護の展開 精神看護2』、医学書院、東京(2021改訂)、
第10章 地域における精神看護、D地域での看護の実際:事例を通して、pp. 305-310
・実践精神科看護テキスト編集委員会編集:『実践精神科看護テキスト12 精神科訪問看護』、精神看護出版、
東京(2007刊行、2011改訂)、第4章 うつ病、pp.150−154、第4章 神経症、pp.174-179
・坂田 三充 総編集:『精神看護エクスペール8 精神科訪問看護』、中山出版、東京(2009改訂)
第2章 訪問看護の実際、pp. 30-77、第4章 訪問看護と記録、pp. 98-111
・高知県看護協会講師