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根岸 忠(研究者情報)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年1月31日更新

根岸 忠  NEGISHI Tadashi

職位 准教授
役職  
所属 文化学部 文化学科
教員紹介 介護労働者の労働条件保護、ワーク・ライフ・バランスといった、労働法と社会保障法の交錯領域について研究を行っています。人は誰しもなんらかの収入を得て暮らさなければならず、また、失業などで暮らしていくのが難しくなることがあり、そういった場合に役立つのが労働法と社会保障法です。
日本と台湾の比較法研究を行っています。台湾は戦後長らく独裁政権下でしたが、80年代後半に民主化され、労働法や社会保障法が整備されました。現在も立法を行う際には、ドイツやアメリカのほかに、わが国の法制度を参考にしています。日本は明治以降ヨーロッパ諸国やアメリカの制度を参考に法典整備を行いましたが、台湾だけでなく、アジア諸国で従前の法制度と西洋近代法とがどのように衝突し、また融合していったのかについても関心があります。
授業では、各制度が有する文化的な背景もふまえて、暮らしの中で労働法と社会保障法がどうかかわるのかを伝えていきたいと思っています。

研究者略歴

学位

修士(法学)

学歴・職歴

【職歴】
2009年 高知短期大学 社会科学科 講師
2014年 高知短期 大学社会科学科 准教授
2015年 高知県立大学 文化学部 准教授(現在に至る)
2017年 台湾國立政治大學法學院にて在外研究(2018年まで)
2019年 関西大学法学研究所委嘱研究員
      (研究プロジェクト「開発法学の再検討」の研究に従事 現在に至る)

専門分野 労働法、社会保障法、日台比較法
所属学会

日本労働法学会
日本社会保障法学会
日本法政学会
アジア法学会(理事)
日本台湾学会
台湾史研究会

研究SEEDS

研究テーマ

・介護労働者の労働条件保護
・労働契約とワーク・ライフ・バランス
・外国人労働者
・日台比較法

研究概要

 介護労働者の労働条件保護、ワーク・ライフ・バランスといった、労働法と社会保障法の交錯領域について研究を行っている。また、近時、外国人労働者が増えているが、彼らの労働条件保護や社会保障制度の適用についても研究している。
 日本と台湾との比較法研究を行っているが、日本や台湾を含むアジア諸国で従前の法制度と西洋近代法とがどのように衝突し、また融合していったのかについても関心がある。

相談可能な領域

 労働法、社会保障法に関することがら全般

キーワード

労働法、社会保障法、介護労働、外国人労働者、ワーク・ライフ・バランス、台湾、アジア

研究業績

主要研究論文

・根岸 忠:台湾の年金制度、年金と経済、39巻2号、pp. 95-98 (2020)

・根岸 忠:家事使用人の労働条件保護はどのようになされるべきか-台湾における家事労働者への労働法適用を
 めぐる議論の検討をとおして、日本労働法学会誌133号、pp. 232-243 (2020)

・根岸 忠:台湾における外国人介護労働者の労働条件保護-労働条件保護のあり方をめぐる議論の検討を
 とおして、問題と研究49巻1号、pp. 99-135 (2020)

・根岸 忠:労働災害、法律時報6月臨時増刊判例回顧と展望2018、pp. 170-173 (2019)

・根岸 忠:台湾における外国人労働者受け入れをめぐる法規制、季刊労働者の権利328号、pp. 53-59 (2018)

・根岸 忠:台湾における外国人労働者をめぐる法政策-ホワイトカラーに焦点をあてて、
 季刊労働法261号、pp. 135-142 (2018)

・根岸 忠:台湾における居宅介護労働者の労働条件保護―居宅介護労働者への労働法の適用のあり方をめぐる
 議論の検討をとおして、季刊労働法260号、pp. 70-79 (2018)

科学研究費

・研究課題:台湾における居宅介護労働者の労働条件保護の決定プロセスとそのあり方 研究代表者
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2018-04-01 – 2021-03-31
 代表者 :根岸 忠  高知県立大学 文化学部 准教授

競争的資金など

・公益財団法人日本台湾交流協会 2019年度共同研究助成事業(人文・社会科学分野)(研究代表者)
 「外国人労働者受入れをめぐる労働市場法政策の日台比較―外国人非熟練労働者に焦点をあてて」

・公益財団法人ユニベール財団 2019年度研究助成(研究代表者)
  「公的扶助と私的扶養の関係をめぐる日台比較法研究」

主な著書

・根岸 忠他(西谷 敏、野田 進、和田 肇、奥田 香子編):新基本法コンメンタール労働基準法・労働契約法 第2版、
 第10章「寄宿舎」、pp. 287-293 (2020)、日本評論社、東京

・根岸 忠他(本沢 巳代子、新田 秀樹編著):トピック社会保障法 2020 第14版、
 「雇用保険」、pp. 107-132 (2020)、不磨書房、東京

・根岸 忠他(増田 幸弘、三輪 まどか、根岸 忠編):変わる福祉社会の論点 第2版、
 「地域がどう変わったのか、変わるのか」、
 「市町村って社会保障とどうかかわるの?―行政・市町村の役割再考」、
 「みんな働くことが好き?―現在の労働環境をめぐる状況」、
 「外国人労働者にはどのような保護がなされているの?―外国人労働者受入れ施策とその概要」、
 「出所したらどう暮らすの?―元受刑者と社会的支援」、
 pp. 3-12, 91-96, 105-113, 254-259 (2019)、信山社、東京

・根岸 忠他(岩村 正彦編):別冊ジュリスト227号 社会保障判例百選 第5版、
 「在外被爆者の健康管理手当」、pp. 236-237 (2016)、有斐閣、東京

主な社会貢献

・高知県個人情報保護審査会 委員
・介護労働安定センター高知支部
 「介護分野における人材確保のための雇用管理改善推進事業」雇用管理改善企画委員会 委員長
・関西大学法学研究所委嘱 研究員
・アジア法学会 理事
・アジア法学会企画 委員