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職位 | 教授 |
役職 | |
所属 | 文化学部 文化学科 |
教員紹介 | 経済学は、産業や市場などにおいて、個々の企業や個人の意思決定がどのように相互に作用しているのか、また、意思決定に何が影響しているのか、そして、人々の幸福度を引き上げるにはどのような政策を取ればいいのかなどを考える学問です。 私は経済学のなかでも、労働経済学を専門としており、その実証研究をしています。つまり、働くということに関して、経済学的に考えるとこういうことが起きているのではないか、と実際のデータを使って示しています。例えば、労働経済学のトピックの一つとして少子化問題があります。子供を産み育てること、仕事と両立させることという意思決定・行動に何がどう影響しているかを、経済学を用いて考え、それをデータで示すということは、エビデンス(証拠)に基づいた政策形成を推進しようという昨今、大きな意味があります。 経済学という道具を用いて社会を見ると、理解が深まり、面白いと思うことが多々あります。データを見ながら一緒に考えることができたら嬉しく思います。 |
学位 | 修士(経済学) (東京大学、1995年) |
学歴・職歴 |
【学歴】 【職歴】 【その他資格】 |
専門分野 | 労働経済学、計量経済学 |
所属学会 |
日本経済学会 |
技術革新、教育と労働に関する実証研究
・計測されたTFPと技術革新と需要の関係
・労働者自らIT化に対応することが賃金にもたらす影響
・大学進学率
・地域差
経済、進学率、労働、統計
経済、統計、労働
・大井 方子:「大学進学率の推移に関する考察」、高知短期大学発行『社会科学論集』第106号、pp. 1-21 (2015)
・大井 方子:「土佐の街路市」、pp. 30-31、「高知の労働」、pp. 368-369『大学的高知ガイド』高知県立大学文化学部 編、昭和堂、京都(2019)
・高知地方労働審議会委員
・高知地方最低賃金審議会委員
・高知県独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構運営協議会委員
・高知県職業能力開発審議会委員
・高知市廃棄物処理運営審議会委員(2005年10月-2019年9月)
・高知新聞「閑人調」執筆(2016年5月-2017年4月、2週に1回)
・「統計学」非常勤講師(高知大学人文学部、2014年度)
・「労働経済論」非常勤講師(高知大学人文学部、2012-2014年度)