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【研究者情報】 小澤 若菜

ページID:0018238 更新日:2024年1月8日更新 印刷ページ表示

小澤 若菜  Wakana Ozawa

職位 准教授
役職  
所属 看護学部 看護学科
教員紹介

小澤 若菜

高知女子大学を卒業後、看護師経験をへて、保健師として神戸の企業の健康保険組合で働いていました。そこで、コミュニティといった生活共同体のもつ力や健康風土づくりの理解を深めたいと、再び女子大の門をたたき、修士課程へ進みました。そして現在、母校で働いています。
活動紹介 健康のあり方は、共に生活する家族や職場の仲間との関係性のなかで位置づけられ、変容し続けていくものだと思います。そのような住民一人ひとりの生き方や、生活する地域文化への波及性のある健康づくりを共に考えていけたらと思います。
メッセージ 初めて自転車に乗れるようになるまでには、何度も転んだりしながら徐々にコツをつかんでいったのではないでしょうか。学生生活でも、たくさんのことを経験し、試行錯誤していくことで、少しずつ自分色の看護を編み出していってください。

研究者略歴

学位 博士(看護学)
学歴・職歴

【学歴】
 1997年 高知女子大学 家政学部 看護学科 卒業
 2010年 高知女子大学大学院 看護学研究科 修士課程 修了
 2022年 高知県立大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 博士後期課程 修了

【職歴】
 2010年 高知県立大学 看護学部 助教
 2017年 高知県立大学 看護学部 講師
 2022年- 現職

専門分野 地域看護学
所属学会

高知女子大学会
日本地域看護学会
日本公衆衛生看護学会
日本公衆衛生学会
日本産業衛生学会
日本看護科学学会
日本災害看護学会

研究SEEDS

研究テーマ

・循環器病の重症化予防に関すること

・災害時の保健活動に関すること

・小規模事業場の健康管理に関すること

研究概要

循環器病の重症化予防は、当事者の生きがいや生活の質という視点からも重要であるばかりでなく、保健医療経済の側面からも重要な課題となっており、患者自らが病態や症状の変化を理解し、症状に対応した治療を積極的に取り入れ、生活していくことが求められています。そこで、重症化を、病者が生活のなかで経験している煩わしさを病者が捉える重症度、つまり主観的な症状として把握していく研究や、重症化予防の要因に関する研究をおこなっています。主観的な捉えに対する感受性を高め、保健師や看護師と共同して、自分自身のこととして病状を把握する力を育成していく保健活動の実現を目指しています。

相談可能な領域

地域看護全般に関すること、生活習慣病・循環器病の重症化予防に関すること、防災・減災ケアに関すること、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に関すること、保健師の現任教育に関すること、産業保健に関すること

キーワード

 重症化、重症化予防、減災ケア、小規模事業場

関連SDGs (関連性の高い順)

 SDGs3 SDGs4 SDGs11

研究業績

主要研究論文

・氏原 愛絵、大宮 海優、小松 愛友、三谷 友里菜、山﨑 早恵、小澤 若菜 :「コミュニティ・エンパワメントに向けた健康推進員の
活動」、『高知女子大学看護学会誌』 48巻1号、pp. 114-120 (2022)

・中島 麻紀、神原 咲子、小澤 若菜、宮前 繁、山本 あい子、南 裕子:「災害看護学の研究領域ごとの文献検討2011年を境とした
比較」、『日本災害看護学会誌』23巻2号、pp. 3-16 (2021)

・神原 咲子、山岸 暁美、小澤 若菜:「減災ケアの共創と可視化 : 西日本豪雨の事例とともに」、『保健医療科学』68巻4号、
pp. 319-328 (2019)

・小澤 若菜、時長 美希:「特定保健指導を受ける人のヘルスプロモーション行動へ向かう動機づけ」、『高知女子大学看護学会誌』44巻2号、pp. 6-30

科学研究費

・研究課題:高齢心不全患者が地域で学び合うための重症化予防学習支援プログラムの開発と検証 研究代表者
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2023年4月 – 2027年3月
 代表者 :小澤 若菜 高知県立大学 看護学部 准教授
 分担者 :川本 美香 高知県立大学 看護学部 講師
      高橋 真紀子 高知県立大学 看護学部 助教 
      石川 麻衣 群馬大学 大学院保健学研究科 准教授
​      宮野 伊知郎 高知大学 教育研究部医療学系連携医学部門 准教授

・研究課題:災害リスクに対する認識を用いた合意形成と減災ケアの創出
 研究種目:基盤研究(B)
 研究期間:2022年4月 – 2026年3月
 代表者 :神原 咲子 神戸市看護大学 看護学部 教授
 分担者 :宮川 祥子 慶應義塾大学 看護医療学部 准教授 
      山岸 暁美 一般社団法人コミュニティヘルス研究機構 コミュニティヘルス研究部 機構長
      宮崎 浩之 東京大学 空間情報科学研究センター 特任助教
      小澤 若菜 高知県立大学 看護学部 講師

・研究課題:後期高齢者が独居で暮らし続ける住民同士のケアリング​ 
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2022年4月 – 2025年3月
 代表者 :高橋 真紀子 高知県立大学 看護学部 助教 
 分担者 :川本 美香 高知県立大学 看護学部 助教 
      小澤 若菜 高知県立大学 看護学部 講師

・研究課題:市町村保健師による医療保険者と連携型の高齢者心不全重症化予防プログラムの開発 研究代表者
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2020年4月 – 2023年3月
 代表者 :小澤 若菜 高知県立大学 看護学部 講師
 分担者 :時長 美希 高知県立大学 看護学部 教授
      森下 安子 高知県立大学 看護学部 教授
      久保田 聰美 高知県立大学 看護学部 教授

・研究課題:地域住民の防災力を高める市町村保健活動展開モデルの構築
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2020年4月 – 2023年3月
 代表者 :石川 麻衣 群馬大学 大学院保健学研究科 准教授
 分担者 :佐藤 由美 群馬大学 大学院保健学研究科 教授 
      松井 理恵 群馬大学 大学院保健学研究科 助教
      風間 順子 群馬大学 大学院保健学研究科 助教
      時長 美希 高知県立大学 看護学部 教授
      小澤 若菜 高知県立大学 看護学部 講師
      川本 美香 高知県立大学 看護学部 助教

・研究課題:受け持ち地区に対する市町村保健師の地区マネジメント評価指標の開発
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2017年4月 – 2022年3月
 代表者 :石川 麻衣 群馬大学 大学院保健学研究科 准教授
 分担者 :時長 美希 高知県立大学 看護学部 教授
      川本 美香 高知県立大学 看護学部 助教
      小澤 若菜 高知県立大学 看護学部 講師
      畠山 典子 高知県立大学 看護学部 助教

・研究課題:脆弱性を有する生活困窮者へのマージナルケアモデルの構築
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2017年4月 – 2021年3月
 代表者 :時長 美希 高知県立大学 看護学部 教授
 分担者 :川本 美香 高知県立大学 看護学部 助教
      石川 麻衣 群馬大学 大学院保健学研究科 准教授
      小澤 若菜 高知県立大学 看護学部 講師
      畠山 典子 高知県立大学 看護学部 助教

・研究課題:中小規模事業場のポピュレーションヘルスマネジメントモデルの構築 研究代表者
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2016年4月 – 2020年3月
 代表者 :小澤 若菜 高知県立大学 看護学部 講師
 分担者 :時長 美希 高知県立大学 看護学部 教授
      川本 美香 高知県立大学 看護学部 助教
      石川 麻衣 群馬大学 大学院保健学研究科 准教授

主な社会貢献

・高知県産業保健推進センター基幹相談員(保健指導担当)
・高知県新任保健師育成に関わるOJT研修会の企画・実施
・高知県看護協会エキスパート研修グループ別研究担当指導

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