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職位 | 教授 | |
役職 | ||
所属 | 看護学部 看護学科、看護学研究科 | |
教員紹介 | 高知県出身です。10年余り高知県の臨床で働き、精神科の病棟に勤務するようになったことがきっかけで、精神看護に足を踏み入れました。その後大学院に進学したり、県外の大学で看護教育に携わった後、高知に戻ってきました。場所は変われども、看護が大事にしていることは同じだなあと改めて感じています。これからは、この地に腰を据え、学生さんや臨床の方々と一緒に精神看護について語り合いたいと思っています。 | |
活動紹介 | 精神障害者の方々と接していると、その優しさや純粋さ、一生懸命さに病気と付き合って過ごしている姿に胸を打たれることがあります。時には、ケアをしているつもりの私が、いつのまにかケアされていることもあります。現在、精神障害者の生活する場は病院から地域へと移行が進められていますが、場が移るときにも、移ってからもいろいろなサポートが大切です。精神障害者が、生き生きと生活できるよう、精神障害者自身のもっている力を支え、その力を十分に発揮できるような看護ケアを探求していきたいと思っています。 | |
メッセージ | 空の青さ、海の青さ、山の緑と、豊かで美しい自然に囲まれ暮らせます。元気で一生懸命な先輩たちと一緒に学んでみませんか |
学位 | 看護学博士(高知県立大学、2014年) |
学歴・職歴 |
【学歴】 【職歴】 |
専門分野 | 精神看護学 |
所属学会 |
日本看護科学学会 |
・精神疾患をもつ人に対する看護ケア
・精神疾患をもつ人の家族に対する看護ケア
精神医療においても、短い入院期間でより効果的な治療およびケアが求められており、入院時から退院後の地域生活を視野に入れたケアを展開する必要性が増している。そのため精神疾患をもつ人とその家族の地域生活の維持や安定、生活の質を高める看護ケアを探求している。また、家族のレジリエンスを高めるケアについても質的研究を行っている。現在は認知症をもつ方の家族への支援に関する研究に取り組み始めている。
・精神障害をもつ人のケアに関すること
・精神障害をもつ人の家族のケアに関すること
精神看護、精神障害をもつ人、地域生活支援、精神障害をもつ人の家族
・池添 志乃、田井 雅子、中村 由美子、中山 洋子、畠山 卓也、坂元 綾、瓜生 浩子、中野 綾美、大川 貴子、中平 洋子、森下 幸子、野嶋 佐由美:「災害後における家族レジリエンスを促す"立ち上がる力を発揮 できるように導く"看護アプローチ」、『高知女子大学看護学会誌』45(2)、pp. 27-36 (2020)
・瓜生 浩子、畠山 卓也、中野 綾美、中山 洋子、坂元 綾、池添 志乃、田井 雅子、大川 貴子、中村 由美子、森下 幸子、野嶋 佐由美:「被災した家族が経験する苦悩と"苦悩の連鎖が止まるように導く"看護アプローチ」、『高知女子大学看護学会誌』45(2)、pp. 37-48 (2020)
・田井 雅子、池添 志乃、瓜生 浩子、中野 綾美、大川 貴子、中山 洋子、中村 由美子、中平 洋子、畠山 卓也、森下 幸子、坂元 綾、永井 真寿美、野嶋 佐由美:「被災した家族に現れる家族の境界の様相
-災害後における家族レジリエンスを促す看護援助の実践から―」、『高知女子大学看護学会誌』45(1)、pp. 37-47 (2019)
・田井 雅子、濱尾 早苗、池添 志乃、畠山 卓也、池内 香、升田 茂章、岩井 弓香理、中野 綾美、中山 洋子、野嶋 佐由美:「精神科看護師による家族看護エンパワーメントガイドライン活用の有用性の検討」、
『高知県立大学紀要 看護学部編』第68巻、pp. 1-13 (2019)
・亀井 美保、齋尾 康次、土崎 由加里、野島 千愛、田井 雅子、井上 さや子:「精神疾患をもちながら就労している人のレジリエンス」、『高知女子大学看護学会誌』44(2)、pp. 105-114 (2019)
・野嶋 佐由美、池添 志乃、井上 さや子、永井 真寿美、瓜生 浩子、坂元 綾、大川貴子、中平 洋子、中村 由美子、池内 香、中野 綾美、中山 洋子、田井 雅子、神原 咲子、時長 美希、森下 安子、川上 理子、竹崎 久美子、森下 幸子、山口 智治:「災害後における家族レジリエンスを促す7つの看護アプローチ」、『高知女子大学看護学会誌』43(2)、pp. 24-36 (2018)
・岩井 弓香理、野嶋 佐由美、星川 理恵、中野 綾美、池添 志乃、田井 雅子、槇本 香、畠山 卓也、升田 茂章:「専門看護師による家族セルフケアを強化する看護支援」、『高知女子大学看護学会誌』42(2)、pp. 31-40(2017)
・田井 雅子,野嶋 佐由美:「統合失調症をもつ人に対するセルフマネジメント促進に向けた看護ケア生活の歩みを支える」、『高知女子大学看護学会誌』41(2)、pp. 12-21 (2016)
・田井 雅子、野嶋 佐由美:「統合失調症をもつ人のセルフマネジメント促進に向けての自我・自己を支える看護ケア」、『高知女子大学看護学会誌』39(2)、pp. 12-23 (2014)
・田井 雅子(草地 仁史、畠山 卓也、三谷 梨絵子、若井 亮治 編):『精神看護学実習ハンドブック』、Ⅵ章5 自分を振り返る-自己評価する、pp. 181-187、194-198 (2022)、中央法規出版、東京
・田井 雅子(中野 綾美、瓜生 浩子 編):『家族看護学 家族のエンパワーメントを支えるケア』、3章1節 援助関係とは、pp. 56-63 (2020)、メディカ出版、大阪
・田井 雅子(野嶋 佐由美、渡辺 裕子 編):『家族看護選書 第4巻 在宅での家族への看護』第4章 統合失調症患者の退院に向けた家族の看護、pp. 122-131 (2012)、日本看護協会出版会、東京
・田井 雅子(小山 眞理子 編):『看護学基礎テキスト第4巻 看護の機能と方法』、第2章 看護ケアにおけるコミュニケーション、pp. 16-24 (2012)、日本看護協会出版会、東京
・研究課題:精神障害者のセルフコンパッションを高める看護実践モデルの開発
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2023年4月-2026年3月
代表者 :葛島 慎吾 宮崎県立看護大学 看護学部 講師
分担者 :田井 雅子 高知県立大学 看護学部 教授
・研究課題:精神科未治療・治療中断者の受療行動を促す地域協働型交渉スキル習得プログラムの開発
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2022年4月-2026年3月
代表者 :藤代 知美 高知県立大学 看護学部 准教授
分担者 :野嶋 佐由美 高知県立大学 看護学部 教授
高橋 真紀子 高知県立大学 看護学部 助教
森下 幸子 高知県立大学 看護学部 准教授
田井 雅子 高知県立大学 看護学部 教授
塩見 理香 高知県立大学 看護学部 助教
畦地 博子 高知県立大学 看護学部 教授
・研究課題:自閉スペクトラム症者の地域生活を支えるための訪問看護ケアの教育プログラム
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2021年4月 – 2025年3月
代表者 :塩見 理香 高知県立大学 看護学部 助教
分担者 :田井 雅子 高知県立大学 看護学部 教授
畦地 博子 高知県立大学 看護学部 教授
藤代 知美 高知県立大学 看護学部 准教授
・研究課題:認知症の人と家族の家族の伴走を支援する家族看護援助モデルの開発
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2021年4月 – 2025年3月
代表者 :田井 雅子 高知県立大学 看護学部 教授
分担者 :土岐 弘美 香川県立保健医療大学 保健医療学部 講師
藤代 知美 高知県立大学 看護学部 准教授
中平 洋子 愛媛県立医療技術大学 保健科学部 准教授
畦地 博子 高知県立大学 看護学部 教授
瀧 めぐみ 高知県立大学 看護学部 助教
・研究課題:障害文化と健常文化を超えて共創する支援のパターンランゲージ
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2020年4月 – 2024年3月
代表者 :畦地 博子 高知県立大学 看護学部 教授
分担者 :池添 志乃 高知県立大学 看護学部 教授
小原 弘子 高知県立大学 看護学部 助教
田井 雅子 高知県立大学 看護学部 教授
李 賢珠 高知県立大学 未登録 その他
中野 綾美 高知県立大学 看護学部 教授
・研究課題:地域包括ケアに対応する精神障がい者の家族の家族レジリエンスを促す支援モデルの開発
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2019年4月 – 2023年3月
代表者 :中平 洋子 愛媛県立医療技術大学 保健科学部 准教授
分担者 :田井 雅子 高知県立大学 看護学部 教授
土岐 弘美 香川県立保健医療大学 保健医療学部 講師
・研究課題:親になるパーソナリティ障害をもつ女性への看護支援ガイドラインの開発
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2019年4月 – 2023年3月
代表者 :永井 真寿美 島根大学 学術研究院医学・看護学系 助教
分担者 :田井 雅子 高知県立大学 看護学部 教授
嶋岡 暢希 高知県立大学 看護学部 准教授
・研究課題:自閉症スペクトラム障害者の対人関係におけるセルフコントロールを高めるプログラム
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2018年4月 – 2023年3月
代表者 :塩見 理香 高知県立大学 看護学部 助教
分担者 :田井 雅子 高知県立大学 看護学部 教授
畦地 博子 高知県立大学 看護学部 教授
・研究課題:軽度認知症の人の自己コントロールを高める看護支援プログラムの開発
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2018年4月 – 2023年3月
代表者 :土岐 弘美 香川県立保健医療大学 保健医療学部 講師
分担者 :田井 雅子 高知県立大学 看護学部 教授
野嶋 佐由美 高知県立大学 看護学部 教授
・研究課題:脆弱性を抱えた家族のレジリエンスを促進するケアガイドラインと教育プログラムの構築
研究種目:基盤研究(B)
研究期間:2018年4月 – 2022年3月
代表者 :野嶋 佐由美 高知県立大学 看護学部 教授
分担者 :瓜生 浩子 高知県立大学 看護学部 教授
畠山 卓也 駒沢女子大学 看護学部 講師
大川 貴子 福島県立医科大学 看護学部 准教授
池添 志乃 高知県立大学 看護学部 教授
森下 幸子 高知県立大学 看護学部 准教授
田井 雅子 高知県立大学 看護学部 教授
中山 洋子 高知県立大学 看護学部 研究員
中村 由美子 文京学院大学 保健医療技術学部 教授
中平 洋子 愛媛県立医療技術大学 保健科学部 准教授
中野 綾美 高知県立大学 看護学部 教授
坂元 綾 高知県立大学 看護学部 助教
藤代 知美 高知県立大学 看護学部 准教授
井上 さや子 高知県立大学 看護学部 助教
永井 真寿美 高知県立大学 看護学部 助教
竹崎 久美子 高知県立大学 看護学部 教授
・研究課題:重度・慢性精神障害者のセルフケア能力の評価方法と看護介入モデルの開発
研究種目:基盤研究(B)
研究期間:2018年4月 – 2022年3月
代表者 :中山 洋子 文京学院大学 看護学研究科 教授
分担者 :加藤 郁子 福島県立医科大学 看護学部 講師
大川 貴子 福島県立医科大学 看護学部 准教授
宇佐美 しおり 四天王寺大学 看護学部 教授
田井 雅子 高知県立大学 看護学部 教授
塩見 理香 高知県立大学 看護学部 助教
畦地 博子 高知県立大学 看護学部 教授
井上 さや子 高知県立大学 看護学部 助教
・研究課題:統合失調症者の自我機能に注目するセルフマネジメント促進の看護ケアモデル
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2016年4月 – 2020年3月
代表者 :田井 雅子 高知県立大学 看護学部 教授
分担者 :井上 さや子 高知県立大学 看護学部 助教
塩見 理香 高知県立大学 看護学部 助教
畦地 博子 高知県立大学 看護学部 教授
瀧めぐみ 高知県立大学 看護学部 助教
・研究課題:精神障がい者の家族のFamily Resilienceを促すガイドラインの活用
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2016年4月 – 2019年3月
代表者 :中平 洋子 愛媛県立医療技術大学 保健科学部 准教授(移行)
分担者 :土岐 弘美 香川県立保健医療大学 保健医療学部 講師
鳥居 順子 愛媛県立医療技術大学 保健科学部 准教授
田井 雅子 高知県立大学 看護学部 教授
・日本精神保健看護学会代議員
・日本精神保健看護学会査読委員
・日本精神保健看護学会編集委員会委員
・高知女子大学看護学会査読委員
・高知県看護協会研修会講師
・日本精神科看護学術集会誌査読委員