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職位 | 教授 | |
役職 | ||
所属 | 看護学部 看護学科 | |
教員紹介 | 助産師免許取得後に、東京の病院で助産師として勤務していましたが、カンボジアに行ったことをきっかけに、国際協力への憧れが再燃し、JICA青年海外協力隊に応募、バングラデシュで2年間活動しました。この間に私にできることは本当に小さなことでしたが、厳しい環境の中でたくましく生きる人々の強さに触れながら、日本では得られなかったであろう多くのことを学びました。帰国後はもっと勉強がしたいと思い、群馬大学大学院で国際看護を学び、修了後に看護教育に携わるようになりました。その後、兵庫県立大学助教・講師を経て、兵庫県立大学大学院看護学研究科博士課程を修了し、2017年より高知で働いています。 | |
活動紹介 | 母性看護の切り口から災害看護に関する研究を行っています。新しい命、家族を育んでいる妊婦さんやご家族の方々が、災害時にも健康で安全・安心して生活できるための支援をテーマに活動しています。 | |
メッセージ | 共に学び、成長していきましょう。 |
学位 | 博士(看護学)(兵庫県立大学、2017年) |
学歴・職歴 |
【学歴】 【職歴】 |
専門分野 | 母性・助産看護学 |
所属学会 | 日本母性看護学会 日本災害看護学会 日本看護科学学会 高知女子大学看護学会 |
・妊婦やその家族、およびケア提供者における災害への備えに関する研究
・災害時のケア方略に関する研究
災害時における妊産褥婦、乳幼児とその家族への看護ケアに関する研究に取り組んでいます。心身ともに変化が大きく、また、新しい家族を形成する移行期にある妊産褥婦さんが、災害時にも健康で安全に安心して、出産や子育てができるように、備える力や対応力の向上に向けた支援について検討しています。
これまでに、研究メンバーとともに、妊産褥婦、乳幼児とその家族の災害時における健康ニーズ、災害時に妊産褥婦に関わった看護職のケアを明らかにし、この結果をもとに、災害時の備えと対応に関するガイドラインを作成したり、妊婦とその家族、看護職を対象に、災害への備えを促進するための教育プログラムを開発し、効果の検証を行ってきました。
・母性看護および助産看護全般
・母性看護の切り口からの災害看護
母性看護、災害看護、教育プログラム、介入研究
・渡邊 聡子、森本 悦子、岩﨑 順子、中井 あい、高谷 恭子:「新型コロナウイルス感染症流行下における人々の
生活と健康」、『日本災害看護学会誌』24(1)、p. 137 (2022)
・渡邊 聡子、藤井 愛海、小澤 若菜、中山 洋子、南 裕子:「インドネシアで開発された「健康のために災害リスク
管理」に関する指標の適用可能性の検討」、『日本災害看護学会誌』22(2)、pp. 75-87 (2020)
・渡邊 聡子:「妊婦を対象にした災害への備え教育プログラムの効果検証」、『日本看護科学学会誌』40、
pp. 224-234 (2020)
・渡邊 聡子、嶋岡 暢希、岩﨑 順子、西内 舞里、永井 真寿美:「「災害に備えるための教育プログラム」を
受講したA県産科医療施設に勤務する看護職の備え行動の変化」、『高知女子大学学会誌』45(1)、
pp. 108-120 (2020)
・嶋岡 暢希、西内 舞里、永井 真寿美、岩崎 順子、幸崎 若菜、渡邊 聡子:「高機能シミュレーターを活用した
分娩第1期の助産看護演習の検討」、『高知県立大学紀要』68、pp. 63-68 (2019)
・嶋岡 暢希、渡邊 聡子、岩崎 順子、幸崎 若菜、永井 真寿美、西内 舞里:「未来の助産師を育てています
私たちの教育現場 高知県立大学看護学部 助産コース」、『助産雑誌』72(9)、pp. 720-723 (2018)
・室崎 益輝、富永 良喜(編)、森永 速男、紅谷 昇平、青田 良介、浦川 豪、阪本 真由美、永野 康行、
馬場 美智子、澤田 雅浩、山本 あい子、高見 美保、三宅 一代、渡邊 聡子、牛尾 裕子、近澤 範子、宮本 匠、
加藤 恵正:『災害に立ち向かう人づくり 減災社会構築と被災地復興の礎』、pp. 173-174、ミネルヴァ書房、
大阪(2018)
・研究課題:災害時の安心創造に向けたケア方略の構築
研究種目:基盤研究(B)
研究期間:2021年4月 – 2024年3月
代表者 :山本 あい子 兵庫県立大学 看護学部 名誉教授
分担者 :渡邊 聡子 高知県立大学 看護学部 教授
吉田 俊子 聖路加国際大学 大学院看護学研究科 教授
神原 咲子 神戸市看護大学 看護学部 教授
田中 加苗 聖路加国際大学 大学院看護学研究科 助教
酒井 明子 福井大学 学術研究院医学系研究科 教授
亀井 緑 四天王寺大学 看護学部 准教授
・研究課題:周産期医療施設における両親を対象とした産婦健診ケアモデルの開発と検証
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2021年4月 – 2024年3月
代表者 :嶋岡 暢希 高知県立大学 看護学部 准教授
分担者 :渡邊 聡子 高知県立大学 看護学部 教授
西内 舞里 高知県立大学 看護学部 助教
岩崎 順子 高知県立大学 看護学部 助教
徳岡 麻由 高知県立大学 看護学部 助教
・研究課題:被災後の健康二次被害削減とコミュニティ活性促進のための地域参加型アプローチの開発
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2019年4月 – 2023年3月
代表者 :畠山 典子 大阪市立大学 大学院看護学研究科 講師
分担者 :時長 美希 高知県立大学 看護学部 教授
神原 咲子 高知県立大学 看護学部 特任教授
中山 洋子 高知県立大学 看護学部 非常勤講師
渡邊 聡子 高知県立大学 看護学部 准教授
宮本 純子 姫路大学 看護学部 准教授
・研究課題:ICTを用いた妊婦の災害への備えを促進するための介入の効果検証
研究種目:若手研究
研究期間:2018年4月 – 2023年3月
代表者 :渡邊 聡子 高知県立大学 看護学部 教授
・研究課題:妊婦を対象とした「災害への備え」を促す介入プログラムの効果検証
研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2015年4月 – 2018年3月
代表者 : 渡邊 聡子 高知県立大学 看護学部 准教授
【学内】
・新型コロナウイルス禍における人々の健康維持に向けたケア方略、令和2年度戦略的研究推進プロジェクト
研究期間:2020年6月-2022年3月
代表者 :渡邊 聡子
共同研究者:森本 悦子、高谷 恭子、岩﨑 順子、中井 あい
・看護学研究科博士前期課程教育イノベーション事業、令和元年度戦略的研究推進プロジェクト
研究期間:2019年6月-2020年3月
代表者 :渡邊 聡子
共同研究者:大川 宣容、藤田 佐知、田井 雅子
・高知看護協会新人助産師合同研修講師
・高知県看護協会保健師助産師看護師実習指導講習会講師
・高知県性教育推進協議会委員
・日本災害看護学会代議員 編集委員 査読者
・日本災害看護学会第24回年次大会企画委員
・JICA Training program(Pacific Ocean Islands/Community-based Health and Management
Course)講師